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ワイズフェアリー代表

防災士 玉井洋子です。

 

29年前の1月17日5時46分

阪神・淡路大震災が発生。

 

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神戸と洲本で震度6を観測したほか、豊岡、彦根、京都で震度5、大阪、姫路、和歌山などで震度4を観測するなど、東北から九州にかけて広い範囲で有感となった。
また、この地震の発生直後に行った気象庁地震機動観測班による被害状況調査の結果、神戸市の一部の地域等において震度7であったことがわかった。

この災害による人的被害は、死者6,434名行方不明者3名、負傷者43,792名という戦後最悪の極めて深刻な被害をもたらした(消防庁調べ、平成17年12月22日現在。)。

施設関係等被害の概要について、住家については、全壊が約10万5,000棟、半壊が約14万4,000棟にものぼった。

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当時

親族が神戸市東灘区に住んでいたので

安否確認できるまで

すごく不安だったことを

記憶しています。

この数日後

弟の結婚式でしたが、

この親族は欠席でした。

 

この地震の特徴としては

直下型地震だったこと

人口が多い場所での災害だったため

7割以上が建物の下敷きによる「圧死」

1割程が「焼死」

だったそうです。

 

この震災を教訓に

ボランティアが活発になったと

言われています。

「ボランティア元年」

 

水栓レバーが「下げ止め式」になったり

地震保険の加入者が増えたり

災害をきっかけに

変わったことがあります。

 

東日本大震災の後もそう。

こちらは「海溝型地震」

 

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2011年3月11日午後2時46分に発生したマグニチュード9.0の巨大地震(東北地方太平洋沖地震)によって引き起こされた死者・行方不明者が2万2200人以上に上る大災害

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このときは津波の被害が大きく

死者の7割近くの方が津波が原因でした。

 

この経験を教訓に

今回の能登半島地震での

地震速報では

NHKアナウンサーの

 

「今すぐ逃げて下さい!!」

 

という力強い呼びかけに

至ったと思います。

 

東日本大震災で被災された方の

避難生活は長期に渡りました。

このときの避難所での経験から

現在の避難所運営のノウハウが

作られています。

 

その後の熊本地震でも

この辛い経験からの学びが

迅速な災害支援

現実的な災害支援

最速での復旧・復興

そして

よりよい防災

へと繋がっているのです。

 

日本全国にある火山。

日本を取り巻く4つのプレート。

 

地震大国日本

災害は繰り返される

 

自然の成り立ちを理解し

過去の災害に学びながら

私達は成長し続けなくてはなりません。

 

すべては

命を守るために。

 

阪神・淡路大震災から29年

というニュースを観ながら

防災士として出来ることを

考えた昨日。

 

自宅の備蓄は最低でも

3日分!
(ふくおか教養塾顧問松永先生のお言葉)

 

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オフィスのカクタス(シャコバサボテン)が

今年も咲き始めました照れ

 

花言葉は

「ひとときの美」

「美しい眺め」