災害・防災・歴史を学ぶ
ふくおか教養塾代表
防災士 玉井洋子です。
2011年3月11日
東日本大震災が発生。
12年の月日が流れました。
福岡に住んでいる私には
震災後に見るTVニュースや特集
写真や動画、
当時を語る被災者の方々のお話等でしか
甚大な地震を知ることができません。
一度は被災地を訪れたい。
毎年この日に
そんなことを思います。
震災で家族を亡くされた方々の
悲しみ・辛さは
12年経った今でも変わりない。
それでも前を向いて
進まなくてはならない。
プロスポーツ選手の言葉に
そんな想いが詰まっていました。
プロスケーターの
羽生結弦さんの
アイスショーでの
涙ながらの言葉
「どうか最後まで、最後の最後まで、気をつけて帰って下さい。今日ある命は明日もあるとは限りません。今日の今の幸せは明日もあるとは限りません。そうやって地震は起きました。だから、みんな真剣に、今ある命を、今の時間を、幸せに生きてください」
12年前、
遺体安置所だった場所が
今回のスケートリンク。
氷を張っていいのだろうかと
戸惑いもあったと
心境を告白されています。
羽生さんご自身も
震災当時は
宮城・東北高1年生で
ご自宅は全壊
避難所生活をされたそう。
プロ野球では
震災でお父様と御祖父母様を
亡くした
岩手県陸前高田市出身
佐々木朗希選手が
WBCチェコ戦に登板。
「きょう、このマウンドに立てることに感謝した」
短い言葉にも
想いが込められていましたが
栗山監督の言葉も
印象的でした。
大震災は時間が経ったから消えるということは絶対にない。苦しまれている方がたくさんいらっしゃる。一瞬でも元気になったり、笑ったり、そういうふうになってもらいたいって気持ちがある。そういう日に先発するっていうのは、本当に野球の神様が『朗希、頑張れ』ってメッセージを送っていると僕は思っている。
災害大国日本
災害は突然襲ってきます。
防災士として
今の私にできることは
多くの方に
防災・減災について
お伝えすること。
防災は
自助・共助・公助
まずは自分の命を守ること。