ミクニTMRスピゴット製作&足廻りフィッティング、キャリパーサポート製作&クロモリシャフト製作。 | WIRED(ワイアード)&ヨシノオートCYCLEのブログ

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千葉市中央区本町、広小路交差点近くにて主に電動アシスト自転車の販売、バイクのカスタマイズ、パーツ製作フィッティング作業をしているお店です。日々の作業の画像などマイペースではありますがアップしております。よろしくお願い致します。

まずはミクニ TMRキャブレター用

スピゴットの製作。

 

材料はA2017使用。

 

 

依頼主の注文事項としては

TMRキャブ側とインシュレーター側、共に境目が段差なくスムーズに燃料が流れるようにつくるということ。

 

まっ、そりぁ当然だよねといえばそれまでなのですが。

 

いざ造るとなると

 

製作する寸法から角度を出し

穴開け後内径仕上げしたのち

傾斜台を傾け内径削り

最後に角度の微調整を何度か繰り返しながら完成。

 

と書き出すと簡単そうですが

最後の仕上げは冷や汗かきかきアセアセ気を使いフーッ。あせる

インシュレーター側のリング溝を入れて完成。

 

ねじ込みもスムーズ。

 

完了。

 

 

続いて

フロント足廻りのフィッティング。

 

まずはホイールを測って寸法出し

マルケジーニ GIRA  5本スポーク。

 

最近はあまり見かけることがなく懐かしぃ感じで

90年代中頃から2000初頭位までは装着率も高いホイールでした。

 

あとはダイマグ、マービック、パフォーマンスマシーンなんかもね。

 

ウェブ拝借画。

自分的にはこんな雰囲気の90'Sカスタム車がわりと好きだったりするんだけどな。

 

 

 

ということでキャリパーサポート、ホイールカラー、ステムシャフトの製作。

 

まずはキャリパーサポート。

材料はA2017  20ミリ厚からの製作。

 

続いてステムシャフト

A7075使用。

完成後アルマイト処理。

 

油圧プレスで圧入し

組み付けをしたら

完成。

 

リア廻りも追加で

 

チェーンライン合わせのハブ切削加工。

 

 

ホイールカラー製作とアルマイト処理。

A2017使用。

 

 

続いて

クロモリシャフト製作。SCM435H丸棒からの削り出し。

カスタムフレームで使用するピボットシャフトの依頼。

外径20パイ、全長約360ミリで長めなシャフト。

六角面の形状、寸法も依頼主指定。

 

 

このシャフトとセットの

スイングアームインナースリーブカラー(S45Cで製作)とスペース用カラー(SUS304で製作)。

スリーブカラーは全長があるのでリーマ仕上げ。

今回新たなサイズのドリルも調達し作業にトライ。

今回もねらった寸法で仕上がりができ完成。

 

メッキ処理、熱処理は共に依頼主が行いました。

 

 

 

エンジンマウントカラー

A2017使用。

 

 

オーリンズフロントフォーク用アクスルナットとホイールカラー

A2017使用。

 

 

 

ワイドスイングアーム用ロングレイダウンピン

S45C使用。

単純な形状ですが

穴位置がセンターに来るよう、スクロールチャックの跡が付かぬよう、削っている最中にすっ飛ばぬようになど気を使います。

 

 

 

ブランクスプロケット穴あけ。

 

 

オフセットスプロケット520化。

 

サーキット走行で使用するスライダー

削って色合いが変わってしまいましたが完成。

 

 

 

 

 

 

 

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