ステアリングステム製作。 | WIRED(ワイアード)&ヨシノオートCYCLEのブログ

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千葉市中央区本町、広小路交差点近くにて主に電動アシスト自転車の販売、バイクのカスタマイズ、パーツ製作フィッティング作業をしているお店です。日々の作業の画像などマイペースではありますがアップしております。よろしくお願い致します。

令和の時代が始まりました~。お祝い

 

素敵な時代、素敵な世界、平和で楽しく皆仲良く、、、、キラキラ

 

そんな良いことが当たり前のように創れる世であることを確信しましょう。。。。ハート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、、、、、話はがらりとと変わりまして。。。。。

 

 

 

 

 

 

ステアリングステムをA2017ジュラルミン削り出しで製作しました。

ドゥカティ916用のフロントフォークをカワサキZ1に装着する為に製作したのですが

そのドゥカティ916のフロントフォークは一般的なフロントフォークに比べて極端に短かい。

SHOWA製なので機能面では優秀なのですが。。。

 

その結果アンダーブラケットがこのオフセット量になります。当然肉厚になるので重量も増します。

そこで軽量化の為、大胆な肉抜きが必要になります。

デザインの面でも独特ですよね。

 

 

 

 

この四角いA2017ブロックから削り始めました。

 

ちと寸法的に余裕をもって材料を注文したのですが、、、、、

 

奥行寸法がデカすぎて。。。。ショック!(泣)  反省点です。本当に。。。。

 

結果的に

最初の六面体だしの削りで切粉がこの量に。。。。。ショック!

大量、、、、半端なく多い。。。

 

 

 

 

大分スッキリして音譜

トップブリッジも六面だしして。

 

さぁー始めます!

ガンガン削っていきます。

 

トップブリッジ裏 肉抜き。

ステムシャフトねじ上端が干渉する為、広めに面取りをして、、、、、

 

 

そして最後の作業。

 

フォーククランプ部の割りをトップ、アンダー両方入れて完了。

 

 

 

あとはいつものステムシャフト製作。材料はもちろんA7075で造ります。

 

 

油圧プレスでシャフトを圧入して品物完成。

 

後日完成したステアリングステムを本人に渡して

 

その後バイクに装着したという連絡があったので見に行って来ましたよ。ルンルン

 

 

 

パーツ製作の依頼主はいつもお世話になっているバイク屋さんなのですが、、、、。

 

このゼット各部製作中の車輌で、、、

エンジンはスペシャル仕様を只今ご本人が製作中です。

 

近々、公道を走れるように仕上げてその後サーキット走行もする予定。

 

 

 

ステムの面取り、磨きなどTさんが細かく手仕上げしてくれました。お願い 感謝。感謝。笑い泣きありがとうございます!

 

 

メインキー&メーター廻りをこんな感じで装着します。

 

完成してホッとひと安心。そして出来上がって本当に嬉しいのですが。。。

 

完成すると次に製作するための改善、改良点がいろいろ見えてきます。

造っている最中でもそれは色々感じて見えてきます。

 

バイクに装着するとまた違った見え方がしてくるもので。

 

無駄な部分(肉厚)がまだまだありもっと小さく(薄く)できるなとか。

もっと形状をスリムに軽量にできる箇所があるなとか。

もっとカッコ良く仕上げられる部分があるなとか。

 

 

完成して嬉しいのはほんの一瞬っていうのは大袈裟ですが

次が有るのでまた色々考えつつもっと良いモノを製作します。

 

 

 

 

 

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