9月はがらりと季節感が変化しますね。
1か月前は暑かったのに今は薄着だと寒みーぃ。
では行きます。
まずは部品の製作モノから
SHOWA製、倒立フロントフォーク延長キットの製作。
延長の長さは80ミリ。
製作工程は
先ずA2017の外径55ミリの丸棒からスタート。
徐々に形にしてゆき、
外径の削り、ねじ切りなどを施してそれなりの形になってきました。
ねじ切りはネジ部にガタツキが無いよう、
かつスムーズにねじ込めるよう切り込み量を調整しながら仕上げていきます。
ドリルで穴開けし内径バイトで寸法を仕上げてその後、再び内径側をねじ切り。
内径側も同じように寸法的に抜かり無いよう仕上げます。
ひと先ず片側の作業が完了したので突っ切ってから今度は反対側の穴を大幅に拡大してゆきます。
深さがあるので内径バイトを結構、突き出します。
エアブローしながら切粉が絡まないよう排出しガンガン削ってゆきます。
内径の寸法を仕上げて完成。
今度はフライス盤で六角切りと面取り加工をします。
後は底の3箇所の穴開け&位置決めのライン入れ。
で、ほぼほぼ全て完成。
軽く組んでみて
この車輌に関しては残りの作業がまだまだ有るので引き続き施工してゆきます。
そして、
いつものステムシャフト&スペーサーカラーの製作
ステムシャフトはA7075を使用。カラーはA2017を使用。
ねじ切り。ネジピッチは1.00
フロントスタンド用、底部の穴開け。
続いて、エンジンマウントのカラー。材料はA2017を使用。
ちょっと画像がぼやけましたが。
続いて、
ステンレススリーブカラーの製作。
材料はSUS304を使用。
なので穴開け大変だなと思いこんでいたのですが、、、、。
作業してやはり穴開けできずでドリル刃の肩の部分がすぐに無くなってしまう。
削れないなとグラインダーで刃研ぎの繰り返し。
良い方法ないかと試行錯誤して、、、、、、おーっ削れた!
ちょっと普段とはやり方を変え、例えば主軸の回転を落とす、くれる油を変えるなどして、、、
ハイスのドリルでもSUS304の穴開け可能なのだとわかりました!
画像で見ると
うーん切粉がえらいことになっておる。早いとこ掃除しないと、、、、、。巻き込んで凄く危険なんですよね~。
めんどくさがりは良くない。わかってはいるのですが。
続いて、
3ミリ厚リアホイールハブのスペーサー&ホイールカラーの製作。
ちょっと他の考え事が頭をよぎって作業を進めてしまったらゴミを造ってしまいました。泣き
しかも2枚も。いつもながら反省。
そしてここ最近、購入した工具。
サイドカッター。
アーバーは日研。
刃はオカザキ精工。
これで作業効率が格段に上がるはず!
新品工具はテンション上がります。
続いて、
カワサキ GPZ900R。
車検取得してからパーツの取り付けをしておりました。
先ずは車輌オーナー自ら持ち込みのYAESU製の無線機取り付け。
オーナーさん、もちろん無線機の免許を取得しています。
自分は全く知らない世界なので当然取り付ける作業も始めて。
説明書を熟読しながら
取り付けるべき部品を注意しながら装着して無事、電源ON。
設定はオーナーさんにお任せします。
そしてハンドルをバーハンドルからクリップオンタイプのハンドルに変更。
以前から、どうしてもセパハンにしたかったオーナーさんの希望がやっと叶いました。
ハンドル切れ角、しぼりの問題が少々あるので後程、対策をします。
で、今回も走行中に発生するハンドルの振動を吸収してくれるこの便利なパーツを、、、、
再び取り付けました。やはりブレない
無線機の本体はここに収納。
ETCは市販の
インナーフェンダーを使ってスペースを確保してこの位置に。
今回の作業が全て完了して
一旦納車致しました。
オーナーさん、お仲間さん達と栃木県の日光までツーリングに向かわれました。
無線機も具合が良いらしく楽しんでこられたようです。
ありがとうございます!
最後に
この17インチ仕様のカワサキ Z1
筑波サーキットで行われるテイストオブツクバ、モンスターエボリューションクラスに来シーズンではありますが参戦します。
自分がパーツの製作の担当をします。
やったことの無い作業が満載ですので今からワクワクと期待でいっぱいです。
千葉市の中心街(広小路交差点、千葉神社近く)でオートバイと自転車の販売修理業を営んでおります。
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