建設作業員 腕前格付け 国交省など 待遇改善ねらう
日本経済新聞 掲載
国土交通省と建設業界団体は今秋、全国の建設作業員を一元的に管理し、ランク分けする制度を導入する。
保有している技能や、どんな現場で経験を積んできたかなどをデータとして蓄積。高技能者を「見える化」して待遇面の改善につなげる。
人手不足が深刻になるなか、社員のやる気を引き出して離職率を抑える効果も狙う。
官民で「建設キャリアアップシステム」を導入する。作業員一人ひとりにICカードを発行。作業現場にカードリーダーを置き、業務日数などを記録していく。
カードは作業員が保有する技能や経験に応じて色分けし格付けする。
当面は通常とゴールドの2つで、将来は4種類に分ける予定。社会保険への加入の有無も記録する。
5月下旬にもICカードの配布を始め、今秋にシステムを本格的に稼動する。
登録は任意だが、5年で国内に約330万人いるすべての建設作業員の登録をめざす。
建設各社はシステムの情報を活用し、給与など待遇面の改善につなげる。
人材の適切な配置で工事の施工品質の向上も狙う。
「(働き方改革に伴う)週休2日の実現とあわせた二大事業に位置づける」(日本建設業連合会会長で大成建設会長の山内隆司氏)考えだ。
大成建設は協力会社に対して制度を周知する説明会を定期的に実施。
長谷工コーポレーションも説明会に加え、社内に専用のヘルプデスクを設置して登録を呼びかける。
建設業界では人手不足が深刻だ。作業員の約25%が60代以上と高齢化が進み、10~20代は10%程度にとどまる。高卒社員が入社3年で離職する割合は5割近くに達する。
作業員が高い技能を持って現場を支えている場合でも、年齢を理由に賃金が上がらないケースもあるという。
国交省と建設各社はキャリアの積み上げを評価する透明性の高い仕組みを整え、人材不足の対策につなげる。
以上
先日の記事で、清水建設が「取引先の下請け企業が技能労働者の休日を増やした場合に労務費を上積みする」
というのがありました。
技能の程度により、賃金に差が出るのは当然と思いますが、現在は資格・監督の目判断せざるを得ないと思います。
ICカードで客観的に判断できるのはよいですね。
最後まで読んで頂き、有難うございます
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