今週はお盆の週に当たり お盆休みを取る企業や個人の方々もおられる事でしょう。
現代、日本では多国籍の方もおられ、宗教の自由も有りますが、お盆休としてこの時期に休暇を取るのは、古き日本の習わしとして引き継がれて来たものです。
お盆には御先祖様が帰って来られると言い伝えられ、迎え盆、そして送り盆をして御先祖様に感謝する期間です。
でも、この休暇をどう過ごすかは個人の自由ですが・・・
私は物心付いたころには、仏壇に手を合わせ御先祖様に感謝する事を教えられて来たので、今もそのスタイルを変える事無く過ごしています。
私は嫁いでますので主人の御先祖様を守って手を合わせいますが、そうする姿を子供たちは、しっかり見てくれています。
先日、早めのお盆のお参りに住職様が来て下さいました。
その時に頂いた小冊子に書いてあったものを紹介したいと思います。
「涼風に聞く父母の恩」
日本人にとって とても大切な心の拠所といえるお盆の季節を迎えました。
人、それぞれにお盆を迎える思い心構えは千差万別かと思いますが、今生かされている生命の根幹である先祖の菩提に手を合わせ、花を供え、水をたむけ、香をくゆらせ黄泉の世界よりお帰りになられるといわれる霊魂に祈りを捧げる純真な姿は、正に誰もが持っている仏性の表われそのものであります。
「父母の恩」がまず第一とされ”父母の恩天より高く地よりも厚し、身を粉にし命を損しても何れの劫にか報ずることを得ん”と父母の恩に勝るものはないと記されています。(弘法大師さまのお言葉)
今、世論は戦後68年目を迎え、親の恩より物や金品を第一と考える心の貧しい時代となり、例えば親が亡くなっても葬式もせず、遺骨を箪笥に仕舞って親の年金だけを内緒にいただいていたという誠に信じがたい事実が報道された事は記憶に新しいと思います。
自分という命は大宇宙の源より両親を縁として生まれるもので有ります。自分という尊い生命は実は先祖という長い生命のつながりの中に生かされているということを自覚せねばなりません。
お盆を迎えるにあたり、親御様を既に亡くしておられる方は是非仏壇や墓地に参拝し祈りを捧げ、現存のご両親には、是非温かい言葉を贈っていただき、故郷でのご両親への孝養をつくしてあげていただきたく思っています。
ちょっと宗教的な言い回しも入ってますが、両親、御先祖様に感謝しなさいってことですね。
この時期に限らずだと私は思いますが、お盆休みは上記の様な昔からの習わしで出来た休暇であることを知っておいて欲しいと思います。
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