シャープと鴻海の提携について は難航しているようです。
シャープの株価が下がっているので、増資価格を下げてほしいとの鴻海の希望があり、この点で交渉がまとまらないのと、一方で、中小型の液晶(イグゾー)の分野でも提携したいとの鴻海の意向とシャープの意向の食い違いによるものとのことです。
シャープの業績は中小型液晶の販売と円安効果もあり、第3四半期で営業黒字となったとのことで、銀行の支援を受けることができる可能性が出てきたことも上記の交渉難航の一因となっているんだと思います。
いずれにしても、国内の技術が海外企業に流出してしまうのを防ぐという点からすると、大きなニュースであるように思います。
第4四半期はその期間を通じて90円台で推移していることから第3四半期における円安効果よりも大きいと思います。
鴻海との提携はシャープという企業を存続させるという面では大きな意義があるのでしょうが、日本の技術を守るという点では問題もあったと思います。
円安により、シャープの業績がさらに回復すれば、日本の銀行がシャープを支援する道も現実的になってくると思います。
この円安は、日本にとってすごく大きな効果をもたらしているように思います。
所長 こーちゃんより
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