クライアントの皆様からお預かりした領収書や出納帳を入力していて「ちょっと気になった仕訳」をご紹介するこのコーナー。
今回は仕訳ではなく、医療費の領収書を整理してて思ったことです。
残すところ数日となった平成23年分の確定申告期間。
医療費をたくさん払った年には所得控除が受けられる。
これは皆さんご存じだと思います。
（控除額の具体的な算出方法等は、国税庁のページをご覧ください → 医療費を支払ったとき（医療費控除） ）
さて、あるお客様の医療費の領収書を分類していたところ、病院や薬局の領収書に混ざって、以下のような領収書が出てきました。
餃子 … 2人前
焼飯 … 2人前
んー 店名は「餃子の王将」となっていますよ。
そっか。餃子は中国東北部由来の薬膳料理らしいし。
中国三千年の悠久の歴史に敬意を払って、これは医療費…
とはなりません。ダメです、ハイ。
そういえば前回も餃子の王将でしたが、単なる偶然です。
私が学生時代にお世話になって王将好きだから目に留まるだけです。
それから、ドラッグストアで発行された領収書の内訳を見てると「使い捨てカイロ」や「入浴剤」とあります。
そうですよね。今年は寝屋川でも吹雪の日があったし、高齢の方には是非こういうものを活用して温かく過ごしてもらいたい。そういう気持ちも込めて、ここは一つ医療費に計上…
できないんです。力及ばずスミマセン。
これらは治療薬ではなく予防薬に該当するということで、認められないんです。同じドラッグストアで買っても、風邪引いた時の風邪薬とかなら医療費に含められるんですが。
医療費たくさん払われた方の負担を軽減するために適正な税額を算出するのはもちろんなのですが、意外に細かいルールがたくさんあって、こういうのは除外させてもらってます。ご了承ください。
医療費Q&Aページで思わず「へー」と感嘆の声を漏らしてしまった あっきー
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