スウェーデンとデンマークを隔てるエーレスンド海峡の橋は途中から海の中に消える。ストックホルム滞在時、建設計画を何度も噂に聞いたが、こんな荒唐無稽な橋が実現するとは思わなかった。スウェーデン人はエコロジーに最も情熱を燃やす国民だが遂に環境汚染の解決(妥協?)策を見つけたのだ。
Courtesy of The Øresund Bridge
Courtesy of The Øresund Bridge
アフ・チャップマンは私には運命のホテルだが、船の宿泊所はもう一つある。監獄ホテルと帆船ホテルの中間セーデルマルム島ライガーフィヨルドホテルは評判の宿。1人部屋7000円。私の初めてのバイト先はこの島から続く中央駅にあった。「私は生きていける」極寒の雪の道も私には限りなく優しかった。
Courtesy of Rygerfijord Hotel
Courtesy of Rygerfijord Hotel
監獄ホステルのロングホルメン島からシェップスホルメン島まで遠くはない。この島にはスウェーデン海軍の練習用帆船で今は有名な「アフ・チャップマン」がある。私の生涯の殆ど全ての親友達との邂逅はこのホステルから始まった。あの時私がこの帆船に居なければと思うと、人生の不思議を痛感する。
Courtesy of Wikipedia - Af Chapman
Courtesy of Wikipedia - Af Chapman
時々ストックホルムのお気に入りの地図を取り出す。市内全ての道路や建物が水彩画で表されており、私は独り北欧の街を散策する。中心部のロングホルメン島の大きな建物は1975年まで刑務所だった。今は快適なホステルになっている。お薦めのシャワーとトイレがついた2人部屋や家族部屋は8000円から。
世界にはゴージャスで魅力的な監獄ホテルが散在するが日本でも奈良少年刑務所がホテルに改装される為、7月17日最後の見学会が行われた。国の重要文化財で中央の看守所から放射状に延びる5つの収容棟が特徴的なロマネスク様式赤レンガ造りの建物。素敵なホテルに私も是非入獄したい。
Courtesy of The Liberty Prison Hotel、Boston
Courtesy of Wikipedia - 奈良少年刑務所
Courtesy of Wikipedia - 奈良少年刑務所
「地獄の辞典」によると「魔女たちは牡山羊か黒羊、あるいは魔神によってサバト(夜宴)へ連れて行かれるが、それ以外の小旅行ではもっぱらホウキの柄にまたがって旅をする」とある。キキやメアリを見ても箒の操縦は慣れないと難しそうだ。米国でハロウィンにあちらこちらで魔女の衝突事故を見た。
Courtesy of Kiki's Delivery Service
アニメ映画「メアリと魔女の花」が上映中だが、メアリは箒に乗って空を飛ぶ。魔女はいつから、なぜ箒で飛ぶのか検索したら諸説あった。因みに私の書棚にある「地獄の辞典」には魔神と魔法使い達が集まる夜宴「サバト」に、魔女達は箒の柄にまたがって会場へ赴くとある。昔からのシキタリなんだね。
7月7日織姫と彦星は天の川を渡り年に一度のデートを楽しむ。巷では夫に裏切られ週刊誌に騙された「恐ろしい事件」に大騒ぎ。老妻は昔6年も欧州に行ったきりの私を追い日本を飛び出したが、今は一人の男に拘る事はない。世界中に男は35億5千万人とタレントが言っていた。女は39億人も居る。
「ハラスメント 嫌がらせ」が日本で使われ始めたのは遠い昔ではない。英語ではSexual Harassment/ Gender Harassment/Moral Harasment等を知っていたが日本ではパワハラ・マタハラ・ペットハラなど30種を超える。最近はスメル・ハラスメントで周りに不快な匂いを漂わすのも厳禁らしい。ん?パクチー?
パクチーは臭いが更に強烈なのはスウェーデンのシュールストレミングだ。塩漬けニシンの缶詰だが、「世界一臭い食べ物」と言われて久しい。ストックホルムの森で一度だけ若者達で缶詰を開けたが、全員が悶絶した。しかも衣服にいつまでも異臭が残る。無事に味わった勇者は名誉のTシャツを着る。





















































































































































































































































