こんにちは~

 

今日は久々に学生時分の武勇伝にお付き合い下さい。

 

時は凡そ30年遡ります・・・

当時僕は中学生でした。

 

何時も言っているように不良の仲間ではなく

 

『素行の思わしくない』

 

仲間に尚(ひさし)と言う友人が居ました。

 

僕たちは

 

『ひさこう』

 

と呼んでいました。

 

彼の団子っ鼻はかなり深刻で・・・

故(ゆえ)に何時の間にか

 

『鼻(ハナ)』

 

と呼ばれるようにあだ名も進化を遂げ、彼は深みに迷い込んでしまいましたがここでは全く関係ございません。

 

関係のあるのは『ひさこう(敢えてハナとは書かずにおきます)』のお弁当なのでした・・・

 

「ひさこう」の家庭の事情は知りませんが、2日に一度はニッスイのイカの缶詰がお弁当のおかずだったのです。

 

 

はっきり言ってお酒の軽い当てですが・・・

「ひさこう」の唯一の大好物だったようです。

 

因みに、大幅にデザインは進化していますよね。

 

しかし、今でこそプルトップになっていますが当時は缶切りでお弁当箱にはご飯だけ、「ひさこう」はイカの缶詰を缶切りで開けるのですが女子の間では結構な評判になっていたようです。

 

『なんか変 目

 

勿論、僕たち仲間も同感でした。が、理由を聞こうとは誰もしませんでしたと共に下世話な噂の立つこともありませんでしたね・・・

 

当時の中学校の授業は女子の家庭科と男子の技術科の授業は別々でした。

体育は言うまでもありませんが、内容に依っては合同だったような記憶があります。

 

それで、技術の時間は丁度昼ごはんの前で、僕たちはサボって早弁をしていました。が、或る日のこと。

 

『ひさこう』

 

の姿が見当たらないのです・・・

 

後で分かったことですがテストの成績が余りに悪くて教頭先生に浚(さら)われていたそうです ドクロ ドクロ ドクロ

 

何時ものように、「ひさこう」を抜いた僕たちはめい々々のロッカーの中からお弁当を取り出して堂々と早弁するのです。

 

観ているものはいませんからへっちゃらなのでございます 音譜

 

仲間の中に

 

『清(きよし)』

 

というのがいて突然・・・

 

『おい、ひさこうの缶詰食べたろか?』

 

と言い出したのであります。

 

みんなはあっけに取られたものの異議を唱えるものは居ませんでした。

友情のかけらなどあったものではありません。

 

早速誰だったかが「ひさこう」のロッカーを開けイカの缶詰を取り出しました・・・

缶切りは机の中にに入っています。

 

正義漢ぶっていた訳ではありませんが僕はこう言いました。

 

『その缶詰なくなったら「ひさこう」のおかず何にも無いようになるやんか!?』

 

ところが、彼らにそんな道理の通用するはずも無く・・・

とにかく、仲間意識は人並み以上にあるものの飲食のことに関しては寧(むし)ろ赤の他人の如く薄情そのものなのでございます 叫び

 

僕も、我が家(木乃葉)のお店用の飲食ものを何度持ち出させられたことか・・・

まあ、これには以前の僕の記事中にあります

 

『鉄の掟』

 

が、全てを語っているのでしたが。

 

兎も角、仲間だから大丈夫と言うだけの

 

『都合の良い理由だけで』

 

明らかにこれは犯罪行為以外の何ものでもございませんが、その時点では僕たち(実際は僕は反対派だったけれど)に罪悪感と言うものが微塵もありませんでした ドクロ 叫び ドクロ 叫び

 

憐れにも「ひさこう」のお弁当は

 

『お米のみ』

 

という状況になってしまったのであります。

 

家庭科と技術科の授業が終われば昼食時間です・・・

教頭先生に拉致されている「ひさこう」も帰還するのは目に見えていますよね。

 

さて、早弁組みはチャイムと同時に衛生室に雲隠れするのですが僕だけタイミングを逃し教室に取り残されたので仕方なく教室の裏にあるベランダで空っぽに成った弁当箱を開けて食べている振りをしていましたが気が気ではありません。

 

暫らくしてクラス揃って(3年4組・・・忘れもしません)頂きます。

 

ベランダから横目で教室の中を観察していると、女子にはお弁当箱の蓋を立てている子が目立っていました。

 

肝心なのは「ひさこう」の様子であります。

 

僕は「ひさこう」の帰還から全てを見届けていますが申し訳ないよりも先に、ロッカーを開けてからイカの缶詰を探しまくり呆然(ぼうぜん)とする「ひさこう」のそのリアクションの方が可笑しくて堪りませんでした・・・

 

僕も、何時までもベランダに居る訳には行かないので教室に戻り

 

『どうしたんや?』

 

などと抜けぬけと「ひさこう」に語り掛けるのでした。

何時もながら誠に 越前屋~  そちも・・・ なのでございます・・・

 

『缶詰あらへんねん』

『ちゃんと探したんか?』

『うん、ここに入ってるはずやのに無いねんや』

『なんかの勘違いで持ってくるん忘れたんと違うんか~』

『いや、それは無いちゃんと持って来たんや』

 

正義は「ひさこう」にあるのは明白ですが、白状すると鉄の掟が恐ろし過ぎます。

 

あせる 結局「ひさこう」はお米だけを食べることになりました。

 

大きな後ろめたさが生まれはしましたが一応誤魔化し切ったと安心したのですがそれは後ろめたさを遥かにしのぐ後悔になってしまうのです。

 

「ひさこう」の缶詰の行き先を、こともあろうに学級委員長が取りざすのでありました。

 

ことはホームルーム(ショートではなく科目の方)の議題にまで発展しその日は

 

『続きは次回!』

『憶えの有る者は速やかに名乗り出ること』

 

で終わりました。

これは非常に都合の悪いことになったぞと、共犯者が首を揃えて対策を案じるのですが「ひさこう」の缶詰を食べてしまったのは事実です。

 

僕もあの時何知らぬ顔で「ひさこう」の味方を演じていたので今更名乗り出る勇気が湧いてきません。

 

しかし、冷静に推理すれば技術の授業に出ていなかった者が最も怪しまれることになるでしょう・・・

 

ああだこうだ・あの手・この言い訳と言い合っているうちにそれに気づき、結局

 

『とことん無罪を主張するしか道は無い』

 

と、いう言語道断この上ない結論に達しました。

日頃、勝手に仲間の家に行っても家族共に了解済みの間柄をいいことに悪行を働いて無責任を押し通そうと算段するのですから友情も何もあったものじゃあございません・・・

 

まさに

 

『裏切り』

 

そのものですが、当時は仲間全員が我が身の保身だけを最優先していたのです。

 

克明に話せば又40,000文字制限に掛かるのでこの顛末だけを・・・

 

その日の夜、罪を犯した仲間の一人が怯えてそれぞれの家に電話を掛けたのです。

 

『おい、大丈夫か? バレてへんか?』

 

愚かにも、自分の家の電話は集合電話(今で言うパーティラインのようなもの・大規模親子電話)で他の電話に会話が筒抜けになっていることを忘れてしまっていたのです。

 

ダイヤルは無くレバーを回して交換台のお姉さんに局番を言うのです。

 

偶然同時に電話をしていたクラスメイトの親の知るところとなり、一網打尽に打って取られました。

 

約5名が「ひさこう」に陳謝しお詫びのイカの缶詰を3個ずつ・・・

 

3個×5人=15個

 

「ひさこう」の方はそれで贖罪と成りましたが、生活指導を飛び越し、更に教頭室も通り越し校長室にP・T・Aのお偉いさんの目の前で全員バリカン坊主にされてしまいました。

 

我が家の『元祖女教師』たるお母上のお仕置きは更に過激なものであったことをご想像下さい。

その中の一つですが、1週間以上僕のお弁当のおかずはイカの缶詰でした。

 

天網(てんもう)恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏(も)らさず

 

なのでございました。

 

 Presented By Simon and Garfunkel

 

将棋ウォーズ

僕が何度目かの1級陥落して一念発起し乱戦(完璧に負かされていた)の末大逆転転となった正統派?殿堂入りの一局です。

 

将棋ウォーズ棋譜(winwin5511:1級 vs buakaw58:二段) #shogiwars #棋神解析 https://kif-pona.heroz.jp/games/winwin5511-buakaw58-20180330_082531?tw=1

 

この局面は既に一方的で何時投げようかと思っていました。

が、思い直して悪あがきする方針に心を入れ替えました。

 

次の1手はほぼやけくそで更に悪くする鬼手でした・・・

 

 

▲4四銀打!!

 

△同馬に▲7三歩成の悪あがきです・・・

決めるならあっさり決めて頂戴。

 

評価も後手勝勢に遷移しましたから性悪の大悪手であることには違いありません。

が、この▲4四銀を取った後の馬の生かし方が悩ましい。

 

 

ここでは僅かにもう少し粘れそうかも感が・・・

しかしながら、サンドバック状態に変わりは御座いません 爆弾 叫び 叫び 叫び 爆弾

 

 

その後も延々と果て無き道を歩み瀕死状況のまま迎えた下図局面・・・

 

ここで△4三金打とされていれば完切れですよね。

もしかして△6四の馬の効きをうっかりされていたのでしょうか?

 

後手は僕にとってこの上も無いありがた~い、受けになっていない着手でした。

 

 

△3二銀打!! はてなマーク

次に▲5三金打と蜘蛛の糸が・・・

 

 

命からがら瀕死の状態で存命しまして・・・

 

△4三銀打が決定的な悪手で僕は息を吹き返しました。

 

 

この後、千日手模様になるのですが後手の金と僕の銀を入れ替える戦術で先行して勝ちを譲って頂きました。

 

この後は△同玉に▲6三金打から1手1手です。

このために金銀交換を繰り返したのでした・・・

 

 

将棋と言うもの、何処に魔物が潜んでいるのか分かりませんね。