塾長の古田修一です。
10月に入り、めっきりと秋らしくなりました。10月の前半は雨ばかりの日が続き、なかなか秋らしい晴天を見ることができませんでした。
暑さもすっかりなくなりました。私自身の凡事徹底のための教室内清掃も、8月から9月にかけては汗びっしょりになりましたが、最近はだいぶ楽になり、体が心地よく温まる程度になりました。やはり、秋は何をするにもいい季節。今の私の目標に向けた実践をもっと積極的にやっていきます。
<今月の「凡事徹底」>
今月の凡事徹底は、「静かに授業を受ける」です。これまでも静かにそして、真剣に授業を受けている生徒がほとんどなのですが、あえてあげました。静かに授業をうけるとは、その裏に隠されたものが多くあると思ったからです。
<静かに授業を受けるとは>
まず静かに授業を受けるために、「何をしに塾に来ているのか」を今一度考え直してほしいのです。様々な考え方があるかと思いますが、まずは中間テスト・期末テストなどの点数を上げるため、そして高校入試で希望の高校に合格するため、などがその理由として考えられます。日頃部活動などで忙しくしていると、ついつい忘れてしまうことだと思います。部活が終わったら家に帰り、食事をとってから塾に行く。そんな「なんとなく」のルーティーンに終わっている人もいるのではないでしょうか。
そこで、当たり前のことかもしれませんが、「何をしに塾に来ているのか」ということをもう一度考え直すと、これからの取り組みもきっと変わってくるはずです。
さらに考えを深めると、「感謝の気持ち」も沸いてくると思います。当たり前のように通っている塾。でも、通うことができるのは、生徒の皆さんのことを思って通わせてくれている親御さんや、周りで支えてくれている方たちのおかげです。
<時間の大切さ>
「静かに授業を受ける」ということを考えると、「時間」の大切さにも気づきます。一生懸命に取り組んでいる人も、なんとなく時間を過ごしている人も、平等に与えられているのが時間だと思います。しかし、時間は無限に続くものではありません。節目節目で「期限」が訪れます。小学生であれば中学の進級、中学生であれば高校入試、高校生であれば大学入試などの期限です。大きく考えると、いくつまで生きることができるかわかりませんが、人生の期限も訪れます。これらの期限を意識することで、その期日までに何をすべきかを考えることができます。このことは何も生徒の皆さんだけに限ったことではありません。私もこれからどれだけ続くか分からない人生の期日を設け、目標を設定しそれに向けて動くことの大切さを、この文章を書きながらあらためて気づきました。
「静かに授業を受ける」ということから、様々なことが連想されます。私が一番伝えたいことは、「今」を大切に、与えられた環境(学校や塾など)を大切にということです。
<ある勉強会で得たこと>
最近、様々な勉強会に行くようにしています。自分自身を高めるために、そして塾をよりよくしていくために。9月に品川であった勉強会は、印象的でした。全国の学習塾の経営者が集るその勉強会では、それぞれの塾がどのような取り組みをしているかのお話を聞くというものでした。その中の一人の塾長先生が、『「社長の仕事」とは』というおもしろいお話をしてくれました。
その話の中で、これからのことを考えるための、ノートの活用術に関することがありました。毎日そのノートに思いついたことをまとめてくとのことです。
ただ今後のことを考えているだけでもいけません。思考は短期記憶で行われると、その塾長先生はおっしゃいます。その一瞬に思い出したいいことでも、短期記憶になりますので、すぐに忘れてしまうというのです。確かに自分自身に当てはめてみても、納得がいきます。私も日頃からあれこれと考えながら生活していますが、これだ!と思ったことでも、いつの間にか忘れてしまい、何とか思い起こそうとしても思い出せないことが多くありました。
そこで、その先生が実践されているのが、ノートにまとめるという作業。ノートは、100円のものではだめ。ハードカバーのページ数の多いものがいいとのことです。また、考えをノートにまとめるときには、喫茶店に行き一杯のコーヒーを飲みながら考えるそうです。なかなか考える場を自分自身で作り出すのが難しく、お金を払うことで自ら考える時間と、考える場所をつくるそうです。
この話を聞き、これらなら私にでもできるかも、と思いました。そこで早速形から入ってみました。まずは、ノートを買い求めることから。近くの大きな書店に行き、探すと、私の求めていたノートが一冊だけ残っているではないですか。これは、私に買ってほしいとのことだろうと思い、すぐに購入しました。そのノートはMOLESKIN(モレスキン)というノートで、2,900円ほどでした。今までにこんなに高いノートを買ったことはありません。しかし、何でも形から入る私なので、まずは買ってみました。
それからは、毎日午前中の空いた時間を使い、30分から1時間ほどノートにあれこれと書きまくる時間を作っています。ノートの真ん中に、その日に考えたいことのテーマを書き、そこから枝分かれして、思いついたことをどんどん書いていく形式です。一つのテーマから、次々と連想されることが出てきますので、ただぼんやりと考えているよりは、まともな考えが浮かんできます。
振り返ることも大切です。書いたことも忘れてしまうことが多くありますので、もう一度読み直します。すると過去の自分が何を考えていたのか、またまだ実践に移せていないことはないかの確認を取ることができます。
いつもは、パソコンの前に向かい、この塾長の手紙を書いているのですが、このノート術で考えを整理した後に書きますと、進みが驚くほど速くなりました。
外に出ていろいろな人に出会い、話を聞かせていただくことは、私にとって新鮮なものが多く、なにより刺激を受けます。そんな刺激を私自身の中にもどんどんと取り入れて、自分自身も成長させていきたいと思いました。そして、塾も共に大きく成長させていきます。
~最後までお読み頂き、ありがとうございました。~