月に一度のご挨拶 WIN&WINセミナー 塾長の手紙 -12ページ目

 塾長の古田修一です。

 7月に入り、一気に夏らしくなりました。ここ関東地方は、ほとんど雨が降らず水不足の状態になっていますが、九州地方では、大変な災害になりました。被害にあわれた方やお亡くなりになった方のことを思うと、何もできない自分ですが、早くの復興を祈るばかりです。

 今月で1学期も終了します。夏休みです。この夏休みには、いろいろと思い出を深めるのも大切ですが、1学期中に学んできたことをしっかりと復習し、2学期につなげてほしいものです。私たちも、皆さんが確かな学力を付けるために、夏期講習も頑張って取り組みます。

 

<授業の取り組み再点検>

新しい授業スタイルに変わってから、7ヶ月が経とうとしています。最近の授業冒頭の私の話の中では、授業の取り組み方の再点検をしています。授業には時間通りに来ることができていますか?宿題はしっかりとやってきていますか?ノートはしっかりととっていますか?反復の繰り返しはできていますか?などです。どれも当たり前のことかもしれませんが、このへんが緩むと、せっかく長時間勉強することはできても、結果に結びつけることができません。

 あとは、「この時間中に何とか身に付けよう!」との強い気持ちを毎回の授業の中で持つように話をしています。毎回の授業が真剣勝負、ということを生徒たちに伝えていきたいと思っています。

 

<WIN&WINセミナーにかける思い>

先日横浜にて、業界の勉強会に出席しました。その勉強会では、福島県南相馬市で学習塾を経営されている方の話がありました。南相馬市は皆様ご存知の通り、東日本大震災で被災した土地です。近くには震災で破壊された福島第一原子力発電所があり、震災当初は、放射能汚染で、住民も一時避難を余儀なくされた場所です。今では、避難指示も解除され、徐々に住民が戻ってきているようです。ただでさえ過疎化した土地なのに、まだ帰還率としては7割程度。まだ多くの方が違う土地での生活をしています。そのような中、学習塾をオープンしたのですが、その経営者の「想い」が素晴らしい。「教育を通して、地元の復興をしていきたい」と話していました。塾に通っている生徒たちが勉強し、将来的には住む場所は違うかもしれませんが、南相馬の復興の力になることを願って塾を運営しているそうです。

 年齢はまだ29歳。私とは10歳も年下の経営者です。そんな強い想いを生徒や保護者の皆さんに発信しています。

 そのような話を聞き私も勇気付けられました。また刺激も受けました。もっと私も自分自身の想いを、多くの方に伝いたいと。私が塾長になってから4年が過ぎました。これまで様々な想いをめぐらせて来ました。そして今、それを伝えられる状態までもってくることができました。ビジョンを描くことができたのです。あとは、その強い思いを発信しないといけません。今回の塾長の手紙では、私がこれまで描いてきた「想い」「ビジョン」について書かせていただきます。

 

 私がWIN&WINセミナーで働き始めたのは、今から18年前のことです。当時は生徒数も少なく、こぢんまりとした塾でした。当時は、先代塾長、私の二人と、学生の講師で運営していました。当時私は、中学校の教員になりたいとの夢を抱いていましたが、次第にWIN&WINに惹かれていったのです。(教員採用試験の勉強もろくにせず、塾の仕事に打ち込んでいました)それはなぜか。この塾にある想いが、他の塾には決してなかったからです。普通の塾ですと、「成績アップを目指す」とか、「第一志望合格率○○%」というように、目先の数字を追う塾がほとんどです。そのような中、WIN&WINセミナーだけは、「心の教育にチャレンジする」ということで、勉強面はもちろんのこと、人間性や人格の向上を目指した学習塾でした。先代塾長と仕事をしていくうちに、その魅力に強く惹かれるようになり、今も私はこの塾で働いています。

 塾是には、「人格を向上させるとともに、社会に貢献する人財の育成」とあります。学習塾で、「人格を向上させる」「社会に貢献する人財の育成」とは、どのような働きをすることかを、この塾に関わるようになってから、ずっと考え続けてきました。その結論が、今年になって出てきました。それは、生徒一人ひとりが、自分自身のこれから先の「ありたい姿」を描くことができるようにしてあげることです。そのためには、自分自身で考える力をつけていくことが必要です。ただ受身の授業だけをしていると、確かに学力はつくかもしれませんが、今後の問題解決につながる「考える力」を身に付けることはできません。

 「とことん教え込みます!」とか、「分からないところがあったら、すぐに聞いてね」というのが、従来の面倒見のよさでありましたが、これからの面倒見のよさは変わります。まずは考えさせ、分からないところがあるようだったら、解決するための方法を教え、自ら解決策を見つけ出していく、そのお手伝いをすることが、今後の学習塾のあるべき姿になります。また、小学生・中学生のうちに、このような考える習慣づけをしておくと、2020年の大学入試制度改革を迎えても、それに対応することができます。普通の進学教室では得ることのできない本当の意味での生きる力をつけていくために、WIN&WINセミナーは今後も行動していきます。そして、塾を卒業してからは、自らの力で進路を切り拓ける人間になり、塾としては迷うときや悩んだときには、いつでも相談にのっていきたいと考えています。相談にも、極力自ら考えさせ、卒業した生徒も講師もお互いにビジョンを語り合うような塾を夢見ています。