塾長の古田修一です。
関東地方も梅雨入りしましたが、雨が少なく心配しています。今年は空梅雨なのでしょうか。先日田植えにいきましたが、稲やその他の農作物にとっては、水不足は深刻です。個人的な気持ちでは晴れのほうがいいのですが、農作物のことを考えるともう少し雨がほしい今日この頃です。
<WIN&WINセミナーの今後のありかた>
先月の塾長の手紙で、「ビジョン」を描くことについて書かせていただきました。ビジョンは私だけではなく、生徒たちにも描いてもらい、塾の中で将来のありたい姿を語り合いたいと思っています。また、今年度中には、心を育てるプログラムの一つとして、「ビジョン教育」を構築しようと考えております。
そのプログラムを開発するために、今月から一つの取り組みを実験的に行っています。それは、生徒一人ひとりとの面談です。面談といってもただの面談ではありません。ふつう面談というと、子どもたちの話を聴いた上で、アドバイスを与えることを想像するかと思います。講師がこれまで様々な生徒たちと接してきた上での経験から、「こうしたらいい」ということを伝えるのが一般的な面談になります。実際、私もそのような面談をこれまではやってきました。
従来の面談のスタイルを否定するわけではありません。子どもたちは未熟なところもありますので、ある程度の助言は必要になります。しかし、助言や指示を与えるだけではなく、そこに「考えさせる」という要素を盛り込むことにしました。
なぜ「考える」ことを盛り込んだのか。それは、見通しのきかないこれからの世の中で、自ら考え行動する力が大切だからです。2020年には大学入試も変わり、思考力・判断力・表現力を必要とする入試になります。ただ受動的に、教師の言っていることをやっているだけでは、これからの世の中は生き抜いていけません。私が今やっている「考えさせる」面談では、自ら考える習慣をつけさせることができます。「なぜ勉強するのか」「何のために勉強するのか」といった、どの子どもも思う疑問にも考えを深掘りしてゆき、それぞれの子どもなりの勉強の理由を見つけ、自然と勉強に取り組めるような子どもたちを育てていきたいと思っています。2020年までには、「ビジョンを描く力を身につけ、自主性・やる気・責任感を引き出すことにより、将来ありたい姿が明確になる。その結果、子どもが変わった!と言われる塾」を目指していきます。
<考えさせる面談>
生徒に「考えさせる面談」をしていますが、こちらからあまりアドバイスをせずとも、みんなしっかりと考えているのだな、というのが感想です。先日の面談では、次のようなやり取りがありました。
古田:中間テストの結果はあなたなりにはどうだった?
生徒:悪かった。
古田:悪かった原因ってなんだろうね。
生徒:ぜんぜん足りなかった。
古田:何が足りなかったの?
生徒:勉強時間が足りなかった。それに取り組む姿勢
も足りなかった。なんだかやる気が起こらないん
です。
古田:なんでやる気が起こらないんだろう。
生徒:まだ大丈夫かなという感じがあって、だらだら
していました。
古田:どうすればやる気をだせるんだろうね。
生徒:わかりません。
古田:じゃ、考えるヒントを挙げるね。
何かやり切れそうなことってあるかな。
生徒:宿題をしっかりとやり遂げることと、遅刻を
しないこと。
古田:いいじゃない。しっかりと考えられてるね。
当たり前のことかもしれないけど、僕もそのこと
は大切なことだと思うよ。頑張ってね。
特に最後の締めくくりの段階になって、自分自身の考えが出てきていることが分かります。今回は初めての面談の機会でしたが、今後またフォローのための面談を考えています。
今後も面談は継続していきますが、もし「うちの子早めに面談してもらえないでしょうか」ということがございましたら、古田までこっそり教えてください。優先的に面談をします。今は中学生を中心にやっていますが、小学生や高校生、そろばんの生徒のみなさんも、何かございましたら、お気軽におたずねください。
<業界誌「私教育新聞」の取材を受けました>
先月、業界誌の取材を受けました。全国の特徴ある学習塾の特集記事です。取材なんて初めての経験でしたので、どんなことを話せばいいのか、また自分の伝えたいことをしっかりと伝えることができるかなど不安もありました。しかし、そこはさすが編集者です。私の塾にかける想いを、コンパクトにそして分かりやすいようにまとめていただきました。
今月号の通信にその記事のコピーを同封させていただきました。記事の裏面には、私たちも取り組んでいる、教育ICT(コンピュータなどを用いた教育)についての記事も載せました。この記事をお読みになれば、私たちが取り組んでいる教育内容が、これからの授業スタイルになるということがお分かりになるかと思います。是非お読みください。
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