月に一度のご挨拶 WIN&WINセミナー 塾長の手紙 -10ページ目

 塾長の古田修一です。

 先月から今月にかけて、なかなか天気に恵まれず、涼しい日が続きました。今年の、なんだか夏らしくない夏が少し残念でした。暑いと体力的には消耗するのですが、やはり「らしさ」がないとさびしいものです。これから体育祭や文化祭、遠足など学校行事が多くあるシーズンですが、少しでも天候に恵まれることを願っています。

 

<WIN&WINセミナーを訪れる人たち>

最近感じることがあります。それは、WIN&WINセミナーの卒業生が多く来てくれるようになったということです。卒業したといっても、それは生徒だけではなく、学生時代を講師として勤めていてくれた人も含めてです。北浦和の街中を歩いていても、以前お世話になった保護者の方にもお会いする機会が不思議と多くあるような気がします。開塾以来の想いとしてある、「一生付き合える仲間作り」という私たちの考えが実ってきたのでしょうか、様々な人が足を運んでくれるようになり、これからもずっと「この北浦和で頑張ってください」と励まされているような気持ちにもなります。本当にありがたいことです。

 

 先月卒業生の一人が来訪してくれました。通信制のサポートをしていた生徒です。高校での目標がなかなか定まらず学校の雰囲気にも溶け込むことができずに、WIN&WINセミナーにやってきました。当時、勉強はいやで何のために勉強したらいいか分からず、レポート指導に自宅まで出かけたときも、裏口から逃げられたことがしょっちゅうあるような生徒でした。しかし、今では大学院の修士課程で勉強しているとのこと。大学では積極的に教授に質問をしにいき、どのように研究をしていけばよいかを毎日話しているそうです。

 彼の何が変わったかといえば、話すときの表情と話の内容です。今後大学でどんな研究をし、どういった職業につきたいかなどの具体的なビジョンを描くことができていました。また、その話している表情が生きいきとして、なんだか私も嬉しい気分になり、同時に「自分も頑張らなくては」という前向きな気持ちにさせてもらいました。

今回の来訪は、修士論文を作成する際のアンケート調査に協力をしてほしいとの話でした。どのようなテーマの研究をしているかを尋ねると、「ゴキブリ」に関する研究だということでした。ゴキブリの生態についても研究するそうですが、ゴキブリが社会に与える影響などを研究し、ゴキブリ駆除などを研究する会社に就職したいとのことでした。

この話には驚きました。どこで気持ちが変わったのか話を聞いてみると、大学に入学してから変わったというのです。大学としては決して名のある大学ではないのですが、その分少人数で、教授も親身になって指導してくれるとのこと。そのような環境の中で自分自身が興味を持てることを見つけることができたようなのです。

 

 また別の卒業生は、大学で留学を経験し留学した先での出会いから考え方が高校の時と全く変わったとのことでした。日本人にはない海外の人の価値観を肌で感じ、今のままではいけないと感じたようです。大学ではグループディスカッションなどを通して、自分自身の考えることを積極的に発表していると話を聞きました。話をしている様子をみて、自信と、躍動感を感じました。今では大学の授業の中で主体的に自分自身の考えを発信し、授業の内容も面白くなってきているようでした。

 中には、地方の大学に進学した生徒で、夏休み中の帰省の折、塾にも挨拶に来てくれた卒業生もいます。その生徒は、一人暮らし先に帰るときにもまた顔を出してくれました。

 

<教師として描く私のビジョン>

このような様子を見ると、徐々にではありますが、私自身が思い描くビジョンに近づいていると感じます。

 先日、生徒と近い将来のビジョンを描く面談をしました。いきなりビジョンといっても、なかなか出てくるものではありません。そこで、私の思い描くものもお話しました。想いが強すぎたせいか、面談時間の半分ほどを自分の話に費やしてしまいました。私個人のビジョンは、「私と関わる全ての生徒が、私との会話を通して、よりよきビジョンを描き、そして卒業してからも、お互いのビジョンを高めあう話をし、その時の私や相手の表情は、ワクワク感にみなぎっていて、お互いにこれからの将来を楽しく歩める」ということです。

 

 教師という仕事を始めて18年が過ぎました。様々な機会で生徒たちと接する経験をしてきました。高校での非常勤講師として、また大手進学塾の講師として。しかしその中でも、私の心の底にあるビジョンの実現を考えると、WIN&WINセミナーが最高の環境だと思います。

 学習塾は、成績を上げることが使命であることは分かります。ただ、私が考える「成績を上げる」ということとは少しアプローチが違います。塾に通ってくれる生徒たちとの日頃の会話を通して、近い将来にどうありたいのかを明確に描き、その結果成績も上がってくる。成績が上がるということは、考える力がつきますので、塾を卒業してからも、自ら歩む道を考えることができ、常にワクワクしている状態になると思います。そのようなことを今でも頭の中に思い描きながら塾を運営しています。

 

えらそうなことを書きましたが、この理想を実現させるためには、まず私の人間性を向上させないといけません。そして、魅力的にならないといけません。生徒たちとの会話を通しながら、人間性を上げていくためにはどうすればいいのかを今後も考え続けたいと思います。

 

~最後までお読みいただきありがとうございました~