最近、新聞などで風車から出る、低周波音や超低周波音が原因で体調を崩す

被害が全国で「続出している」とか「あいついでいる」とたびたび報道されています。


どういう基準で「続出」とか「あいつぐ」という表現を使っているのか不明だが、

風車から500メートル以上離れているのに被害と称する影響が出ているのは

愛知県豊橋市細谷地区と静岡県東伊豆町奈良本地区の2カ所だけのようだ。

ネット上の情報のみでの判断だが。


豊橋市細谷地区は、産廃処分場やゴルフ場など以前から何でも反対する地区

だという情報もある。東伊豆町の方は被害を訴えているのは別荘地住民がほと

んどのようだ。


国内には民家から300~400メートル程度の距離に大型風車(1.5~2.0M級)が

複数建っていても低周波音問題が起きていない所も複数あるのに、なぜこの

2カ所だけ、低周波音被害と称する人たちがたくさんいるのだろうか。


豊橋では2キロ~3キロの範囲まで被害を訴えている人がいるようだ。

これだけの距離で被害が出るのなら、以前から家庭内に存在する低周波音で

被害が出ても不思議ではない。これだけ風車から離れれば、その低周波音レ

ベルは暗騒音(元々あった音)より小さくなるはずだ。


低周波音はエアコンの室外機や冷蔵庫からも出ているし、極端な話、屈伸運動

をしただけでも低周波音が出ているらしいし、風が吹いたり雨が降っても低周波

音が発生しているのだ。


電車や飛行機の中でも低周波音は飛び交っているのに、長年それに晒されて

いる、電車の運転手や飛行機のパイロット、CAなどはなぜ被害を受けないの

かとても不思議だ。


要するに低周波音は私たちの日常に普通に存在しているもので、何も特殊で

得体のしれない恐ろしいものでは無い。

しかし、目に見えないのを良いことに、風車反対派のもっとも都合の良い、反対

手段に使われているのが現状だ。


風車から3キロ離れた所まで、体に悪影響があると繰り返し宣伝されれば、風車

が建っても個人的には何のメリットも無い一般の人が反対派に転じるのは当然

のことだろう。

しかし、実際には風車から500メートル以上離れて被害を訴えているのは愛知と

静岡で2カ所だけだというのが現実だ。

風車を建てるために木を切ると環境破壊だという人がいます。

「木を切る=環境破壊」という発想はまさに小学生並みです。

いや、こんなことを言っては小学生に失礼ですね。


木を切って、リゾートマンションを建てたり、別荘地を開発すればそれは

環境破壊です。

しかし、木を切って風車という公共性の高い二酸化炭素を排出しない発

電所を作るのであれば環境破壊ではありません。


「木を切る=環境破壊」だと風力発電の建設に反対する人は、そもそも

日本の木材自給率が20%台だと知っているのだろうか。

あんたの生活は外国の山を皆伐して、丸裸にして成り立っているんだよ。

こういうことには目もくれず、木を切ったら環境破壊だと言っている自分を

恥ずかしく思うべきだと思います。


二酸化炭素を吸収してくれる木を切ると、風車を建てても結果として

二酸化炭素が増えるので環境に良く無いという人もいます。

まず、二酸化炭素の吸収がカウントされるのは、間伐して手入れをして

いる木です。今、日本の多くの森林は放置されています。


手入れされていない杉やヒノキの人工林を見ると、日も差し込まず真っ暗

です。こういう森林は二酸化炭素を吸収しません。

こういうところには、道路を入れた方が手入れもしやすくなりますよ。


それから、二酸化炭素をたくさん吸収するのは成長中の若い木です。

成木はあまり吸収しません。

木はいつかは朽ち果てますが、その際には吸収した二酸化炭素を結局

は放出することになります。


いずれにしても国土の大部分が森林の日本で風車を建てるために多少

の木を切ったところで、どうってことないことぐらい普通に考えれば誰に

でもわかることですね。

山を削って風車を建てると、すぐにでも土石流が起きるかのようなことを

言う人がいるが、本当だろうか。


すでに、国内では山の上に建っている風車も珍しくないが、実際に土石流

が起きたり、川が氾濫したというケースは起きていない。


こんなの当たり前のことで、山を開発するには、森林法に基づき林地開発

の許可が必要になる。これは都道府県知事の許認可となるが、防災施設

や沈砂池の配置など、相当細かく審査を受けなければならない。


なぜなら、もし工事後に事故がおきればm、許可を与えた都道府県の責任

が問われるからだ。


また、国内の風力発電所の風車の数は多くても20~30基程度(最多は宗谷

の57基?)なので、広大な山林全体からみれば開発面積は微々たるものだ。

要するに風車建設ぐらいでは引っかき傷にもならないというのが現実であり

その程度のことで、災害が発生することは考えにくい(実際に起きていない)。


最近では風力発電反対派から、風力発電所も環境影響調査法の対象にす

べきだという、馬鹿げた意見も出ているようだが、ダムや空港、鉄道や高速

道路と風力発電所を同列に扱う必要などまったくない。


風車反対派は、「○○の恐れがある」とか「○○の可能性がある」などと、

一般の人の不安を煽るのが常套手段のようだが、実際には主張しているこ

とに根拠が無い場合がほとんどである。