風車から出る低周波音が新聞などに取り上げられて問題になっている。

低周波音というと一般の人にはあまり馴染みがないかもしれないが、私たちの身の回りにいくらでも存在しており、珍しくもなんともない。


例えば、雨が降っても風が吹いても低周波音が発生するし、乗物車内では風車のそばよりよほど大きな低周波音が発生しているのだ。風車から500メートル以上も離れて低周波音被害だと騒ぎ立てている人達は車や電車に乗ったときにも、鼻血が出たり、頭痛がしたり、動悸がしたり、低周波音被害にあっているのだろうか?


今すぐ、低周波音を体感したいなら屈伸運動をしてみたら良い。頭の位置が上下するだけで低周波音を体感することができるはずだ。

昨日の読売新聞の記事のエントリーに

>東伊豆町はどうしてクレーマーばかりなんでしょうか?

>自治体の運営方針の違いなのでしょうか???


というコメントをいただいた。


この静岡県東伊豆町と愛知県豊橋市の2箇所が日本でも珍しい、風車から500メートル以上離れて低周波音被害と称する症状が現れている地域だということはネットなどの情報から知っていたのだが、東伊豆町がどういう町なのかについてはほとんど知らない。


そこで、町のHPを見たところ、町営で風力発電をやっている。しかも、おそらく国内でこれほど詳しく風力発電について情報公開している事業者は無いだろうというぐらい充実したHPだ。これを見るだけでも、町が風力発電に真面目に取り組んでいることがわかる。

また、風車が運転を開始してから5年以上は経っているようだから、町民に風車アレルギーはないはずだ。


これとは別にクリーンエナジーファクトリーという民間の会社が風力発電をやっていて、読売新聞の記事もこちらのことらしい。しかし何で被害を訴えている人の自宅ではなく、わざわざ風車の間近で撮った写真を掲載しているのだろうか。もしかして、この川澄さんとかいう人の自宅は風車からけっこう離れていてあまり絵にならなかったのかな?


ネット上の情報によれば、揉めているのはCEFと主に「別荘地住民」のようだ。

風車が建設される前に建設禁止の仮処分申請を裁判所に申し立てたが、あっさり全面却下されたらしい。

また、別荘地内には話し合い派と少数の強硬派がいるらしいが、きっとマスコミに登場するのは強硬派の人だろう。それを地元の人は冷めた目で見てるというところかな?

今日は読売新聞に、風車とエコキュートの低周波問題が取り上げあられた。案の定、あちこちのブログで風車と低周波音について話題になっている。


東伊豆町のCEF風車の被害者を自称する老人が得意げに風車をバックに写真に写っている。何でも風車が運転を開始したら夜中に目が覚めるそうだ。そりゃ79歳にもなれば風車なんか無くても・・・


ちなみにある研究によれば、睡眠中に低周波音を受けた場合、深い眠りでは反応が現れないが、浅い眠りでは10Hzでは100db、20Hzでは95dbで目が覚めることがわかったそうだ。


風車から何百メートルも離れてこんな低周波音が計測されるわけがない。これだけ見てもこの老人が言っていることは「気のせい」だということ良くわかる。


読売新聞も社会部の記者だから科学の素養が無いのも無理はないが、記事にするならもう少し勉強しないと恥ずかしいよ。