今日も今日とて病院である。
最近の休みはどこかしらの病院に必ず行っている。
私たちは日々予定を入れる。
私は昨日も今後の予定を立てた。
自分の命が確実に続いていくことを信じて、予定を立てた。
いつだってそう。
今の自分が明日も明後日もその先も確実にいることを信じている。自分の命を疑うことなんてしない。
けれど、こう、大きな大学病院で一人検査結果を待っていると、急にふと自分の明日が疑わしくなってくる。
私は明日も、3ヶ月後も、来年も生きているだろうか?生きているとして、健康だろうか?
そうこう書いているうちに診察に呼ばれ、検査結果を聞いた。少しだけだが良くなっているらしい。
私が明日も変わらず生きている確率が上がった。
信じるしかない。
生き続けていることを信じるしかない。
時折やってくる生きていく怖さに負けないで、私は私を信じるしかないのだ。
さあ、今日もこれからピアノを弾いて歌を歌おう。私は私のやるべきことを。