目立ったデックはだいたい紹介しきりましたが、せっかくなので持ってる物をなるべく多く紹介します。
ちなみにこのトランプ記事は30分もあれば撮れるので、年末の忙しい時期でも時間を見つけて何とか更新できてます。
劇はきついけど年末のまとめ記事くらいなら今年はできるかも…知れません。
Cartamundi playing cards blue
ベルギーに本社を置く、世界一のトランプメーカーの看板商品。
と言っても弾力や滑りは申し訳程度でマジックなどの高度なテクニックには向いておらず、ポーカーとかでたくさん遊ぶ人のための大衆向け商品といった品質です。もちろん安い。
歴史と伝統を感じる箱の雰囲気が非常にいいですね。
Anglo Poker Edition09 green on purple
スウェーデンの高品質デック。
バイシクルなどと比べると裁断の技術などに遅れを感じますが、明らかに日本人のセンスじゃないなって雰囲気の箱のデザインなんかも渋くて良き。
エースのカスタムがハートなのもちょっと違いがあって面白いですね。
人気の色は売り切れていて、紫地に緑という何とも言えない色合いのものしか持ってません。
これはほとんど日本には流通してないみたいです。
Cherry Casino Flamingo Quartz Playing Cards
カジノの世界をイメージした高級デック。
シンプルさで上品な質感を表現していて、持ってるだけでカッコいいデックです。カスタムもスペードのAのみ。
よく見ると赤とピンクの塗料にメタリックが混じっていて、さりげないゴージャスまで演出しちゃってます。
メインカラーは赤や黒もあるんですが何とも言えないピンク色を選んじゃったのよね。
裏面のボーダーは一部がボーダーレスになっているので、ファンなどで開くと白いラインが美しく広がります。マジックやカジノなど実演に向いた優雅さを持っていますね。
品質も全てにおいてパーフェクトと言っていいようなカードで、あらゆる場面で活躍することでしょう。
FONTAINE Rave Playing Cards
フォンテーンのFever Dreamというガチャデックの一個で、2000個限定。
両面とも黄色と黒のみの配色が眩しいですね。
文字は古い印刷機のような未成熟な雰囲気があり、レトロ感もある不思議なデザインになっています。
フィーバードリームシリーズは90年代くらいの古いコンピューターのCGやシステム画面をモチーフにしたものが多く、懐かしさと現代的なセンスが融合した優れたデックばかりです。
もちろんマジックには全然向かず、カーディストリー全振りの思い切ったデックです。
FONTAINE Carrots V2 Playing Cards
フォンテーンのキャロットデックのバージョン2。
扱いやすいバックデザインで、表の赤はニンジン色になっている可愛いやつ。
エースにカスタム柄がない代わりに、中心のマークを4スート全て大きめにしてあるのもなんか異様にオシャレ。
薄くて高品質で、マジックにも使いやすそう。
フォンテーンはこういうシンプルに良いやつもたくさん出してます。
Snackers Playing Cards Strawberry Flavor
OPCのベリーシリーズのイチゴバージョン。
これまた面白いパッケージで、香り付きの袋に封入されています。(袋を捨ててしまったので画像は無し)
開けると合成っぽいイチゴ的なアロマが香る、まさかトランプで体験するとは思わない不思議な感覚が待っています。あとステッカーも封入されてます。
表面も黒をピンクに置き換え、ストロベリーショートケーキのような色合いがすごい可愛いです。エースはハートをイチゴにカスタムしちゃうなんてニクいアイデアも最高。
絵札もちょっと持ち物が違ったりして、ほんとこだわって作られています。
もちろん弾力がしっかりある高品質なカードです。
Ketchup Playing Cards
ケチャップをモチーフとした高品質デック。
前に紹介したホットドッグと同じファーストフードプレイングカード(FFP)シリーズです。絵札や文字がいちいち可愛い。
エースはスペード以外も少しだけカスタムされていて、細部に渡るこだわりを嫌でも感じてしまいます。
バックはチェリーカジノのようにボーダーレス部分があり、ファンまで美しいという。しかも絵札の緑はメタリックグリーンです。どこまで気が利くんだ…
箱のこだわりもすごくてお気に入りのデックです。
手に馴染む良品質だけでなく、マジシャンが使いたくなるような工夫もされています。
Kickstarterでこれのチョコレートとウイスキー版のキャンペーンをまさに今やってるんですけど、どっちもキックしちゃったぜ…
Pollock Playing Cards Cardistry
美術絵画のようなバックデザインが美しいデック。
カーディストリー向けと銘打っていて、やや硬めで弾力もしっかりあるカッコいいデックです。
アート全振りで視認性は度外視されていて、とにかく派手で美しく、がモットーなのが分かりますね。
ファンを開いた時により美しく見えるよう、ボーダーを狭くしてあるのも特徴。
あと箱の閉じしろ(フラップ)の部分も、「大きいとカッコいいだろ〜?」みたいな文化があって、大きめにカットされています。箱の形状も実はカスタムできるという例ですね。
今回はここまで。
写真だけだと全く分からないですが、本当にデックひとつひとつの厚みや硬さ、表面の触り心地が全く違います。
においもインクの香りが強かったり、弱かったり、別の香りを人工的に付けたり。この個性の違いを楽しむのはなかなかいい趣味だと思います。
ちなみに最初はカーディストリーだけやろうと思ってましたが、コレクションが増えるにつれもったいなく感じてカードマジックも少しできるようになりました。
上手くいくとけっこう気分が良いもので、カードマジックだけですが趣味というか特技として書けるくらいにはなりたいなと思っています。
以上です。
雑記おわり