ー前回までのあらすじ
町に現れた、ノーネイムによってファントムにされてしまった住人たち。
町にいる6人のプリキュアがその浄化にあたる中、ルビィはノーネイムと対峙していた。
しかしルビィは、ついにルビライトを発動していない状態でもナイフが持てなくなってしまう。
そこへ現れた野獣兄妹もといダブル野獣の千歌と仁藤が、ノーネイムを倒すべく参戦した。
『ファルコ!ゴー!』
『ファ!ファ!ファ!ファル
千歌「お先っ!」
仁藤「あっ高海コラ!」
ドッ!
タンッ
ドドゥッ!
千歌「わっ!?」
ズパァン!
千歌「仁藤くん!」
仁藤「おせーんだよバーカ!」
千歌「うるっさいなぁ!チーカーをばかにしたら噛みつくよ!」
千歌「おっと。」
ドゥン!
千歌「とりゃ!」
ドカッ!
ガッ!
千歌「あよっこい…」
千歌「しょい!」
ベゴン!
ドドゥン!
千歌「よっし!」
ピューーン!
ドッ!
ザッ!
ズドッ!
ドッ!!
ザァァーッ!
千歌「すでに構えています。なぜならチーカーだから。」
仁藤「お前オレの手柄を…!」
千歌「必殺…」
『チーカーのアーシー!』
ドゴン!!
ドサッ…
仁藤「魔力は俺が食うからな。」
千歌「どうぞどうぞ。わらわはいらぬ。」
ガブッ!
仁藤「ごっつぁんです!」
ルビィ「千歌ちゃん!仁藤さん!」
千歌「大丈夫だよ、ルビィちゃん!」
仁藤「あとはアイツを倒すだけだな!」
ノーネイム「ふぅ~む…君たちが助けに来ることは想定の範囲内なんだよねぇ。」
仁藤「言うねぇ~。」
仁藤「そうやって最後にこの仁藤さんに大逆転された奴を知ってるぜ。」
ノーネイム「笛木のことかな?」
仁藤「!」
ノーネイム「彼は賢いが、馬鹿にはなれなかった。それだけのことさ。」
ノーネイム「私がどこまで想定しているか、試してみるといい。」
ズズズ…
ズズズズズ…!
ノーネイム「さぁ、腕輪の魔法使いを守ってみせてくれ。今度は簡単ではないけど、ね。」
千歌「……!」
千歌「あっこれは強い人ですね。」
仁藤「分かるんならマジでやれよ高海。」
千歌「もちろん!」
千歌「ルビィちゃんは私がまもーる!」
ドゥンドゥン!
ヂュン!
千歌「あら?」
仁藤「どうやら恐ろしい耐久性みたいだな。そんなら…」
『バッファ!ゴー!』
『バッバッ!バッバッ!バッファ!』
仁藤「力こそパワー。」
仁藤「うぉぉりゃああ!」
千歌「やっちゃえ仁藤くん!」
ガシッ!
仁藤「ぐぬぬぬぬぬ…!」
ズズ…
ズザザザザザザ!
仁藤「なにっ!?マジかよバッファで押されちまうのか!?」
千歌「仁藤くん!」
仁藤「悪いな高海!」
ザザザザザ!
千歌「だめだ!二人がかりなのに!」
千歌「あっ…」
バゴォン!!
仁藤「どわーっ!」
ルビィ「!!」
ルビィ「そんな…!どうしよう、どうしよう…!」
仁藤「あんだけトロいんなら大技かませばいいだけだろ!」
千歌「賛同!」
『キックストライク!』
『ダッシュ!』
「とぉりゃあああーー!!」
ガッ!!
ぐるっ…
千歌「うそ…効いてな
ガガン!!
千歌「うわあぁっ!」
ルビィ「千歌ちゃん!!」
ドサッ…
グッ…
ルビィ(私が…もっと…)
ゴオッ!
仁藤「ルビィーーーーーーっ!!」
その4へ続く
おまけ
figma長門改二の予約が開始となりました。
受注生産で何とか売りに出すとは、グッスマ、マックスの艦これに対する愛情と意地を感じますね…
艦これが好きで、どれだけ経っても待っている人たちに届けるという確たる決意を感じました。
ちょっとね、メーカーとしてカッコいいなと思うのと、長門もカッコいいというのもあって予約しようかと思うんですよね。
めっちゃカッコいい活躍するけどあんまり反応がないウチの艦娘どもを見て落ち込む長門がやりたい。
長門「お、おかしい…大抵の駆逐艦は私の活躍を見たとたんに熱い眼差しを私に向けるというのに…!どうしてハナクソほじってるんだお前たちは!?」
みたいなやつ。そっから冬王長門の人生が狂い始める。