キュアマカロン編、キュアパルフェ登場編が終了したため、あの子が軟禁から解放されました。
ザッ…
あおい「くぅぅ～～～～っ…」
あおい「解っっ放ーーーーーーーっ！！」
ウィンテル「待たせて悪かったな、あおい。」
あおい「ホントだよウィンテル～。軟禁だよ軟禁。中学生を軟禁とか捕まっちゃうし。」
時雨「おはよ、あおいくん。シャバの空気はどう？」
あおい「サイコー。ウィンテルんち、いっぱい人が住んでて狭いからさ～。外の空気ってこんなウマいんだなって気づいたし。」
あおい「あと夜な夜なアイスしゃぶってる時みたいな音がチュパチュパ聞こえてさ、気味悪かったよ。」
ウィンテル「わう！？」
時雨「ああそれ！？えっとね、夜アイス！ウィンテル家名物夜アイス！」
あおい「そんな名物あったの！？くそ～、アイスのプリキュアがそれ知らないとか悔しいんだけど！誘ってくれれば良かったのに！」
時雨（絶対アレだわ…もっと警戒してよウィンテルくん…）
あおい「まぁいいや、とりあえず外出たらこれだね。」
♪ジャーーーーーーン…
♪ジャンジャーンジャジャガジャーン…
ウィンテル「それエレキっぽいのにずいぶんアコギみたいな音出るね。」
あおい「キラキラルで作ってるから変幻自在なんだ。ベースと津軽三味線も練習してるからできるよ。」
ウィンテル「お前弱点ないだろ実際。」
あおい「隠してるからね。」
時雨「JCのセリフじゃないよそれ…」
♪～～
あおい「もうマカロンとパルフェは町に来てるって言ってたよね？」
時雨「そうだね、パルフェは来たばっかだけど。」
あおい「挨拶してくっかなぁ～。」
あおい「ほんじゃ、世話になったよウィンテル。またね～。」
ウィンテル「お前、俺の秘書になる予定はどうした？」
あおい「やんな～い。立たすの面倒でしょ？あたし。」
ウィンテル「…自由気ままなお嬢様ってか。」
時雨「気持ちのいい子だね。」
時雨「あっ。」
時雨「ファーーーーーー！！」
ウィンテル「うるさいよ耳元で！どうしたの！？」
時雨「もしかして…もしかしてあおいくんが秘書降りたから…暫定で僕が…秘書…？」
ウィンテル「あぁそっか、そだね、せかっくだしもう少し秘書頼もうかな。」
時雨「……っ！」
時雨「へうっ…うっ、うぅぅ…うぅぅ～～～っ！」
ウィンテル「そんな嬉しい！？マジかよ参ったな泣くほどか…」
ウィンテル「ちょっと予定変更！もう少し出番待ってくれる？」
？「果報は寝て待て。」
ウィンテル「助かる！じゃ待機ね！秘書は時雨キープ！」
時雨、想いの強さで運命を変える。
あおい「さぁ～って、誰かに聞けば分かるかなぁ、ゆかりさんとシエルの居場所。」
あゆみ（はぁ…せっかく世界的パティシエのシエルちゃんが町に来たのに、プリキュアが増えていく現状を素直に喜べないわたし…）
あおい「あっ、ちょっとそこのプリキュアみたいな人！」
あゆみ「へっ？」
あおい「探してる人がいるんだけど
あゆみ「シャバーーーーーーーッ！！」
あおい「えっ！？」
あゆみ「プイキュアアアアアアアアア！！」
バターン！！
あおい「えっ！？ちょっ、分かんない！なんでそうなんの！？」
アナスイ「てめェ…ウチのあゆみに何かしやがったなガキが…」
あおい「いやこっちが聞きたいし！ていうかロックだなアンタそのカッコ！」
アナスイ「うるせぇ！アイドルの仇だ死ねェェーーッ！」
あおい「ローーーック！」
アナスイ「あっやべぇスタンドは凛に貸してたんだった…」
あおい「なんの話！？」
瑞鶴「明けまして…」
瑞鶴「ハメでとうございます。」
ドスッ！
アナスイ「アッー！」
黒子「あぁん瑞鶴さん！ケツ初めは黒子からと決めていたはずですの！」
瑞鶴「焦るなよ、マイシスター。君には別のものを用意してるっちゃ☆」
黒子「い、いったいどんな硬さのモノを…！」
瑞鶴「ライオンとアイスだよ☆」
黒子「かたーーーくて冷たーーーーい！ヒャッハーーーー！」
瑞鶴「まずはライオン。」
ドスッ！
黒子「がおーーーっ！ケツ獣の王！」
瑞鶴「そしてアイス。」
ズブッ！
黒子「んああああやっぱりアイスは冬に限るッ！！」
あおい「………」
あおい「ただいまー…」
ウィンテル「お帰り。あれ？また住むの？」
あおい「なんか気持ちの整理がつかないから…もう少し置いてくんないかなぁ…」
ウィンテル「おっけー。」
ゆんゆん「コス○コでデッカいアイス買ってきたから、みんなで食べようよ！」
あおい「あ…うん…アイスね…」
アイスをあんな風に使ったことが未だに全く理解できない中学生のあおいであった。
アク劇おわり
そんなわけでキュアジェラートが釈放されましたが、色々と弄ってみてとにかく自立が難しいという最大の問題に突き当たりました。
秘書になるとパッと立たせて自分のアバターと気軽に絡ませる使い勝手が必要になるので、残念ながらそういった問題でジェラートの秘書採用は中止になりましたとさ…
そのぶんいい話でも考えてあげないと…とは思ってます。
ー未公開シーンー
ベアトリス「でっ…でっかいアイス…！」
クラリオン「ん？」
ベアトリス「………」
クラリオン「お前も食べるか？ベティ。」
ベアトリス「…大して興味もないのかしら。でも…せっかくだから、いただこうかしら。」
あおい（見ちゃった…可愛いなこの子…）