ホビー雑記《BT-42をつくる 第1回》 | ウィンテルフィギュア怪奇譚

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ほか、アニメやフィギュアの雑記や、ガチャ商品の購入報告などを行っています。

はい、というわけでガルパンにハマってしまったのでね、戦車のプラモ作ります。
ガンプラしか作ったことのない僕が初めて挑む戦車模型となっております。

まずは今回製作するキットのご紹介から。


タミヤ フィンランド突撃砲 BT-42

まずは何故これにしたかという経緯を。
ネットの方が1割ほど安いキットがたくさん出回ってはいるんですが、やはりズラッと並んでる所から選びたいという事で量販店へ。
見るとガルパンにタイアップしてるプラッツのキットがたくさんあったわけですが、これ4〜5000円するんですよ。
同じ1/35スケールならタミヤから3000円前後のが出てたので、初心者だし安い方にしようと割り切りました。
後で知ったんですがタミヤは組みやすさも業界随一のようです。
で、ダー推しなのでイギリス戦車を探したら劇中に登場する1/35キットはクルセイダーMk-Ⅲのみ。
それなら3号突撃砲にしようかと思ったものの、初めて作る戦車に砲塔付いてないのどうなの?と諦め…
色々迷った挙句、単純に個性的なのが良いと思いBT-42に決めました。

目標は人生初のウェザリング塗装の完遂です。
ただし史実などの忠実な再現は考えず、なるべく今ある塗料で出来そうな所までやるのが目標です。

さて、作り始める前に、フィンランドの戦車ということでウチにいる同国の二人をゲストに呼びました。


エイラ「エイラだ。ヨロシクな。」

ロッテ「ロッテ・ヤンソンです。公式設定じゃないんだけど、劇中にそれらしい描写が多いからここでは私もフィンランド人になったみたい。」


エイラ「劇で絡むの初めてだったナ。久しぶり。」

ロッテ「いつぶりだろうね〜、イッルちょっと大人っぽくなった?」

エイラ「まぁイロイロあったからナ。ふへへ。」

故郷で友達だった、くらいのざっくり設定です。


とりあえず開封。
緑ランナー8枚、クリア1枚、ポリキャップが大小、エッチングパーツが1枚。

エイラ「エッチングってオマエ、触ったことないだろ。」

うん、かなり心配してる。
エッティングならいつもやってんだけどな。

ロッテ「なんか…分かんないけどたぶん下ネタだよねそれ…」


ガンプラと違うのはその資料の多さ。
なるべくリアルな現物に近づけてもらうため、時代背景やフルカラーの資料でイメージを高めてくれます。
これ見てるだけでも小一時間楽しい。

さぁ、作っていきましょう!


車体を作ってます。
基本的には接着剤の使用が必須で、ネットで推奨されてるのが流し込み式なんですが、用意してないので普通のMr.セメントでやりくり。
かなり慎重にパーツを合わせる必要があり、スナップフィットってすげえなと思いました。


転輪の軸にはポリキャップが使われています。
回らないもんだと思ってましたごめんなさい。

やはり部品ひとつひとつが細かくて、ピンセットは必須ですね。
パーツ失くしそうでほんと怖い。

ロッテ「あっ、私こういうのならやれそう。」

エイラ「ロッテは器用なだけが取り柄だもんナ。」

ロッテ「だけ…」


ここで問題発生。


んっ?

穴開けんの?

どうやら戦車のキットは、違う企画の古い金型なんかを巧く流用してる部品も多いようで、ちょっと工作が必要になる場面があるようです。
他にも、余計なリベット削れとか言われました。

ピンバイスはタミヤの3mmしか持ってなかったので、仕方なく安い700円くらいで0.8〜3.0mmに対応できるセットをネットで買って待つことに。
これで初日終了。
ついでにエッチングパーツの接着にはゼリータイプが必須なようなので追加。

エイラ「なんだかんだ必要なモン増えてくんだよな、真面目にプラモ作ると。」


翌日、安物のピンバイスが到着。


なんか細い芯が挟みきれなくて短くてエライこっちゃになるの図。
ギッチギチに力を入れて、どうにか貫通可能な長さに固定して穴を開けました。


まさか説明書に「穴あけろ」と書いてあるとは思わず、スナップフィットのぬる湯に浸かっていたぼくは洗礼を受ける形に。

ロッテ「こんなこともあるんだね(笑)」


どうにかメインシャーシ的な部分が完成。
バスタブみてぇでかわいい。

ここで一つ問題が浮上。
「このまま履帯付けたら転輪塗るの大変そうだな…」
というわけで転輪と履帯の取り付けは基本の塗装が終わった後にする事に決めました。
ほら、BT-42ってクリスティー式じゃん?
それなのに転輪まわりの処理が雑だったら「ナメてんの?」って言われそうで怖いじゃん?
(訳:履帯を付けずに走行できる仕組みを持った戦車で、ガルパンでもそこが一番カッコいい。そういうとこも考えながら作る方が楽しい)

で、エッチングパーツも接着剤だけ届かなくてまだ接着できない状態なので、先に砲塔を進めることに。

砲塔はすぐに組み終わったので、転輪の塗装を開始。


今回タイヤ部分の使うのはこちら。
いつ、何のために買ったのか全く思い出せない未使用のジャーマングレー。
プラモあるある。

エイラ「プラモあるある。」

今作は全て筆塗りで行くつもりですが、筆は昔わりと使ってたのであまり苦にならず作業できました。
ただいろんなサイトを見ると基本塗装には水性アクリル塗料が良いと書いてあって、しかし今回は有るもので、というルールなのでラッカー系を使用しています。


ひとまず塗り終わり。
砲身に合わせ目消しとか必要なので、砲塔は仮組みの状態です。
ここで一旦記事を区切りたいと思います。




ここまでやってみた感想としては、

楽しい!!

という事ですね。
スナップフィットに飼い慣らされたなんて言いましたが、意外と私はより細かくて慎重な作業を楽しいと感じられる性格のようです。
むしろガンプラより明らかに楽しんでますね。
ガッ!と一点集中して目ん玉ひん剥いて接着剤塗って、パーツが上手くハマってるの確認できると非常に嬉しいというか、達成感があるので向いてると思いました。

さて、次回はエッチングパーツの処理だとか、行けたら基本塗装まで終わればいいなと思ってます。
また次回!ヘイヘイヘイッパ!

エイラ「モイッカ!」

ロッテ「ナハダーン!」

第2回へ続く