ウィンテルフィギュア怪奇譚

ウィンテルフィギュア怪奇譚

超像可動・figma・フィギュアーツをメインに、フィギュア劇を撮影し公開しているブログです。
ほか、アニメやフィギュアの雑記や、ガチャ商品の購入報告などを行っています。

今回はスターウォーズ:アソーカより、S.H.Figuartsアソーカ・タノ(STAR WARS:Ahsoka)の簡易レビューとなります。


映画だけ見てた頃は全く知らないキャラだったんですけど、アナキンの一人弟子という重要なポジションとしてアニメに登場して(アニメ自体が長いので活躍期間も長大)、後のスピンオフドラマでルークと親交があることが明らかになって、ついにドラマで主役を張るという、スピンオフサイドの主人公みたいな立ち位置のジェダイでした。

なので、知っちゃうとアソーカのアーツが出ないのはあり得ない!なんて思いつつも、映画以外を知らない人にとって無名のキャラにスポットが当たるか?などと期待と現実の狭間をうろついて、ドラマが終わってだいぶ経ってから急にアーツになったのですごく安堵しました。

しかし定価12000円というぶったまげな値段に尻込みして発売日に買えず、のちに割と評判が良いのを聞いてちょっと値下げされた物を買ったわけです。

そんなわけで、モノとしてはかなり良いです。


まずは箱。




知らない人からしたら誰やねんこのおばさん?映画にいた?てなるよね。

完全に後付けなんですけど、デイブ・フィローニという監督がうまいことまとめ上げて、映画の背景にもう一つの壮大なストーリーを敷いて、その中で自然と重要なキャラになっていったようです。


本体を見てみます。




相変わらずSWアーツはすごいですね。

時間もお金もかけていい事になってるんだろうなって、分かるもんね。



まず顔はマフェックス版などと比べても非常によく似ていると思います。

ネット上での評価もそんな感じ。

肩にかかった髪のような部位は少し柔らかいので多少の干渉は避けられますが、あまり期待しない方がいいレベルです。




可動は上半身は見た目通り良好で、ライトセーバーを振り回すアクションに適しています。

特に二刀流のアソーカには嬉しい性能です。

下半身は腰回りが窮屈そうに見えますが、柔らかめの軟質パーツなのでほとんど邪魔をしません。

変形するので長時間のディスプレイには向いていません。


総じてかなり可動が良い部類のアーツになりますね。

正直思ってたよりずっと動いてライトセーバーアクションが楽しいし顔も似てるしで、これは評判もいいわけだと納得です。


付属品を並べます。



豊富に見えるけど値段を考えると相応かそれ以下と感じる人も多い印象。

やはりスタイルがガラリと変わるクロークに目が行きますね。


まずは顔。



通常顔。

似てること似てること。

独特の白い紋様も完璧ですね。



戦闘顔。

これもすごく力強くてカッコいい表情です。



こちらはネタバレになりますがアナキンとある場所で再会した時に出した顔。

つまりアナキンありきのフェイスパーツなのですが、今のところアソーカ版アナキンはアナウンスだけで見本は出ていません。

あのシーン本当に良かったから出てくれぇ…!


出来栄えに特に不満はありませんが、アソーカが普段見せる優しい微笑みのパーツもあったら良かったなとは思います。



ライトセーバーは設定通り白。

正直フィギュア映えする色ではないですね。

まぁここはどうしようもない。



最近のSWアーツに付いてくる、アクション中の刀身。

これも白だとちょっと地味で目立たず。



スローンへの地図。作中の最重要アイテム。

精巧な作りで専用の持ち手もありますが、使い所はあるかなぁ…なやつ。

片手に持たせながらライトセーバー1本で戦う、みたいなシーンを想像するとカッコいいかも。



こちらは割れた方の地図。

たぶん使わないのでランナーから外してません。


さて、注目のクロークを装着してみましょう。




もう少しこなれてくれないとイマイチです。

実は「ワイヤー入りで表情もつけやすい!」とか宣伝文句だったんですが、実際はフードのとこにしか針金が入ってないので、とにかく全体的にダレます。

これは正直詐欺まがいだなとは思ったりしましたね。

12000円もするからワイヤー処理は当然だろうと思ってたので、かなり不満は残ります。



動かすとこんな感じ。

バトルアクション中なら、たなびくように見えるので悪くはないかと。

ただし頭の可動が狭くなるので、派手なアクションがしにくいです。


以下よりアクション!




やっぱワイヤーあった方がいいよな、とはなる。









ライトセーバーが自在に振れるので、次々とアクションできるのは純粋に楽しい。




首の角度つけが難しいけど、全体的な満足度でカバーできるほど完成度は高いです。


以上で撮影を終わります。


評判通りの優良フィギュアで、似てる、動く、遊べると理想に近い物でした。

クロークでわざわざ失点しに行ったのが不可解すぎて残念でもありますね。

マフェックスと比べてる人もいましたが、今回はアーツに軍配が上がったようです。


アソーカの衣装については、個人的にはドラマ後半の白い衣装が抜群に好きなので、そちらでの立体化も望んでいます。

アナキンとの修行を終えて、全てのわだかまりから解放された姿…やはり良い。


ドラマアソーカのキャラクターとしては、やっぱりパダワンのサビーヌのアーツは欲しいですね。

それからシン。

このキャラクターたちは、今後も活躍する企画があることが分かっているので、立体化に恵まれているSWアーツに期待しています。


以上です。


報告会おわり