全日本フィギュアが始まりました。

昨日の女子のショート、リアタイで観る事は出来ませんでしたが、

ツイッターでの「知子ちゃん、ショートトップ!」の報にウルウル・・・。

そして今日、ビデオでゆっくりと振り返り、

男子のショートを観ながらこれを書いています。

とても全選手は無理ですが、何人かの印象を書かせてもらいます。



本郷理華

オリンピック明けのシーズンにもかかわらず、

各選手、とてもいいプログラムが揃った感のある今シーズンですが、

唯一、何だか合っていないかなと思ったのが理華ちゃん。

このプログラム、相当突き抜けたスピードや力強さが必要になると思うのですが、

理華ちゃんの優美さやおおらかさが邪魔をしているような印象。

チャレンジのシーズンと考えれば、悪くないかも知れませんが、

ベテランの域ではのんびりとしている訳にもいかないはず。

フリーはどうかな?



樋口新葉

選手の個性に合っているという意味では、このプログラムもとても良いなと。

振付はシェイリーンですか。

ばっちょの力強さや勢いがとても生きている、エネルギッシュなプロ。

いやいやオリンピックシーズンに取っておきたいくらいの出来でした。

まだ体調万全とはいかない中、ここまで出来るとは凄い!



坂本花織

昨年に続き、プログラム的には一番チャレンジしている気がするさかもっちゃん。

しっとりとした大人の女性って、彼女にしては最も難しいチャレンジ?

リショーマジック?プログラムが選手を成長させている印象で、

いつの間にか似合ってくるから女性の成長って素晴らしく不思議。



三原舞依

いつもの事ながら、舞依ちゃんのスケートには、優しく温かい空気が流れます。

観ているみんなを幸せで包んでくれるような、

本当に舞依ちゃんにピッタリの素敵なプログラム。

指先の「ちょん!」で、いつものように昇天する?僕でした。

彼女といいさかもっちゃんといい、神戸組の二人、

ふわっと浮き上がるような柔らかいジャンプは何の不安も感じさせません。



本田真凜

6分間練習に入る前に「あれ?」って思ったのですが、

真凜ちゃんってこんなに背が高くなったんだ。

そう思って見ていたら、何だか昨日のジャンプの失敗が、

グランプリシリーズからの体調不良から来るものなのか、

成長に伴うものなのか、それとも技術の改良中によるものなのか、

いずれにしてもちょっと残念な結果になってしまいました。

それでも、時間がかかる技術の改良、先を見据えて忍耐強く進んでほしい。

真凜ちゃんの決断が良い結果につながるよう期待しています。



白岩優奈

前々から思っていたのですが、優奈ちゃんとばっちょ、

性格は全然違うんでしょうが、体形的には似ていて、

プログラムの印象も重なって、ちょっと損してる感があります。

二人とも、楽しく弾けたイメージのプログラムではありますが、

やはり優奈ちゃんには、ばっちょの持つオラオラ感みたいな勢いは薄いので、

少し大人しく、影が薄く感じてしまいます。

それでもまだまだ進化の途上、あわてる事はない。

先を見据えて頑張って欲しい選手の一人です。

客席で振られるたくさんのバナータオルにも胸熱になりました。



紀平梨花

練習の時から何か落ち着かない様子でしたが、

それが大舞台の緊張ではなく、靴の締め方の具合だったとは、これまた大物。

気にしているところが筋肉だったり、靴の具合だったりと、

彼女のアスリートとしての能力・才能は抜きん出ている気がします。

心配どおり、3Aには失敗してしまいましたが、

それでも高い総合力と基礎点、フリー次第でまだまだ逆転可能、恐るべし!



宮原知子

そしてそして!知子ちゃんです!

新女王誕生を期待する マスコミや世間の風潮・空気の中、

どういう演技でこの流れに抗ってくれるのか、それが楽しみでした。

まずは選手紹介でのひときわ大きな拍手に感動。

やはりここに来ている人達や僕達とマスコミや世間一般との間には

大きな温度差があります。

ファイナルでは悔しい思いをしましたが、この日の知子ちゃんは、

何か吹っ切れたようは、重荷を脱ぎ捨てたような清々しい表情にも見えました。

演技は圧倒的でした。

心のこもった、美しく繊細な至高のプログラム。

見る人の胸を熱くする、感動で自然と涙が溢れそうになる・・・。

もう、知子ちゃん自身が芸術品、美の化身かと思うほど。

きっとこの美しさは、彼女のスケートに対する純粋、真摯、一途な思い、

そんなところから生まれてくるものなんだろうなとも感じます。

順位とか得点にこだわらない、とても集中できている印象。

そう、それでいいのです。

知子ちゃん自身が納得できる演技が出来れば、まだまだ敵う選手はいないのも確か。

フリーも知子ちゃんらしく滑りきれば、自然と結果もついてくるはずです。



そして、男子のショートも少しだけ。


しょーま、これまで見たことのないような気迫・凄みを感じる演技でした。

練習中のアクシデントが彼をまた覚醒・進化させたような印象。

フリーに向けての心配はあるけれど、何とかいい演技を期待します。



大ちゃんの帰還、会場の声援とバナーの数がもの凄く、感動的でした。

ショートにクワドは無かったものの、その表現力はまた格別。

この戦いの舞台に帰ってくるための困難な道程を、

何より大ちゃん自身が楽しんでいるようで、

本当にスケートが好きなんだな~と感じさせてくれました!



さあ、みんな、フリーも頑張れ!

そして、楽しいクリスマスを!!



Christmas Song / Gilbert O'Sullivan