4月3日、大阪京セラドームにて、
パリーグ公式戦・オリックスvsロッテの試合が行われた。
試合に先立ち、始球式に臨んだのは、平昌オリンピック・女子フィギュアスケート、
自己ベストの見事な演技で日本中を感動させた地元関西大学・宮原知子であった。
背番号18のダボダボのユニフォームを横で結び、ポニーテールで登場した宮原は、
その時点でもう破壊力満点の可愛さであった。
そして、投球の前に、「1回転ジャンプ」 を披露。
回転不足は無く、出来栄え点に満点が付いた。
2回転以上を見せると、観客もおそらくビビッたであろうが、
「ピョコっと1回転」 というのがまた良いではないか!(//・_・//)
球技は苦手だと言う宮原だが、
それを全く感じさせないしなやかなサウスポーから放たれたボールは、
大きな放物線を描き、惜しくもワンバウンドにはなったものの、
見事にキャッチャーのミットに収まった。
少し残念そうな表情を見せつつも、大役を果たした宮原は、
観衆の拍手の中、笑顔でマウンドを降りた。
そのマウンドの傍らに立っていたオリックスのエース、金子千尋は、
普段は沈着冷静なピッチングが持ち味であるが、
この日は、その宮原を間近で見て、かなり動揺している様子が伺えた。
この時点でおそらく金子の精神状態はもう戦闘態勢には程遠い
メロメロ状態になっていたであろう事は想像に難くない。
心配された通り、金子は終盤ロッテ打線に捕まり、試合は4-1でロッテが勝利を収めた。
そしてこの試合、ロッテ打線を牽引したのが、
トップバッターの荻野貴司(奈良県・郡山高校出身)である。
宮原の投球を空振りするという、始球式の栄えある「お約束」を見事に務めた男。
アドレナリン全開、5打数4安打の大爆発!
これもまた、宮原効果が覿面に現れた、好結果であろう。
これで荻野の現在打率は.500。
今シーズンの首位打者はほぼ確定的となった・・・。
好対照な2人の影に隠れて目立ちはしなかったが、もう一人。
オリックス・捕手の伊藤光である。
宮原の投じたその記念のボールを、宮原に渡すという、羨ましい役まわり。
何やら一言二言、ドサクサ紛れに喋りかけていたではないか!
マスクに隠れてその表情を読み取る事は出来ないが、
恐らくこの野郎・・・いや彼もまた、デレデレ状態であったのだろう。
2打数ノーヒット。そして金子のリードにも影響したか・・・。
主催者側のオリックスにとっては、残念な結果となってしまったこの試合。
しかし、シーズンはまだ始まったばかり。
幸運の女神・宮原を抜擢したその判断と英知は、選手たちのモチベーションを鼓舞し、
恐らくは今シーズンのこれからの躍進を約束している事だろう。
オリックスの今後に目が離せない。
[スポーツライターwintergames] <誰やねん!ヾ(▼ヘ▼;) >
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