トム・ディクソン先生とローリー・ニコル先生。

知子ちゃんのプログラムの振付けを担当してくれる二人です。

その先生が語ってくれた言葉には、とても共通点が多いのに気付きます。

いずれも、知子ちゃんを特集したTV映像からの断片的なもので、

ほんの一部だとは思いますが、

お二人の知子ちゃんへの期待度がひしひしと伝わってくる、

暖かくて、そして深い含蓄のある言葉です。



ディクソン先生が語る、知子ちゃんと「蝶々夫人」について・・・

「(知子ちゃんに求めるものは)強さと柔らかさの融合です。

知子には、誰も予期しない秘めたるパワーがあります。

幸せな要素と悲劇的な要素、

そして愛が知子の世界にさらなる深みを与えます」








ニコル先生が語る、知子ちゃんと「SAYURI」について・・・

「彼女には、自分のスケート感覚を信じてほしいと思いました。

そうすれば、彼女はもっと素晴らしくなる。

必要なのは、「強さ」と「パワー」です。

すると、静かなエッジが明確に見えてきます。

「静」を際立たせるための「パワー」なのです」







僕なりに解釈するなら・・・

奥ゆかしく控えめな性格、それは知子ちゃんの美徳なのですが、

もしそれをいったん横において、先生の語る「強さ」を身に着けることで、

誰も予期せぬほどの秘めたるパワー、

知子ちゃん自身もまだ気づいていない大きな潜在能力が発揮されるのだとしたら・・・

一度だけ、このオリンピックシーズンの一度だけでいいから、

自分のスタイル?をいったん脱ぎ捨てて、それに賭けてみるのも悪くないと。

いえ、脱いだものはきちんとたたんで仕舞っておいて、

また次のシーズンになれば、元の着心地のいい服に着替えればいいと思うのです。



僕は思います。

もし、宿敵ジェーニャと知子ちゃんの間に何か差があるとしたら、

「私は出来る!出来て当然よ。だって私が女王様なんだから!」という、自信。

その「強さ」が演技に影響するわずかな部分だけなのではないかと。



ジェーニャだって不安はあるはずです。でもそれを微塵も見せない。

その強さの秘訣は、ある意味、過信に近い思い込み、言い聞かせだと思うのです。

自分自身を頑なに信じ、無理矢理にでも思い込ませる事。

自己暗示を掛ける事。



でも、そのパワーとは、単なる力強さではなく、

知子ちゃん本来の持ち味である「繊細さ、やさしさ、清らかさ、瑞々しさ」

そういった魅力をさらに際立たせるためのパワーであって、

全く別物になれといっているわけではありません。



知子ちゃんの世界にさらなる深み・・・。

これは、「THE ICE」で見せてくれた衣装デザインを自分で担当する事であったり、

ブログで自らの思いを言葉にして発信する事でもさらに広がるのでしょう。

大きな怪我を乗り越えて、大切なシーズンに立ち向かおうとしている事もまた然り。

そうした全ての経験やチャレンジが、いちスケーターの枠を超えて、

知子ちゃんをさらに成長させ、魅力的な人間・女性に変貌させていくのです。

その過程を見守る事が出来る僕たちは、何と幸せなのだろうと思います(//・_・//)



当面の目標であるオリンピック出場に向けては、

ライバルとなる選手達のことを気にする必要は全くありません。

知子ちゃんが知子ちゃんらしく自分を磨けば、問題なく叶うこと。

それくらい他の選手と知子ちゃんにはまだまだ大きな差があると思います。

その次の目標、オリンピックのメダル獲得に向けても、

先生が語り、期待する「強さ」を発揮することができれば、

難しい事ではないと思います。

少なくとも両先生にはその「覚醒した知子ちゃん」の姿が鮮明に見えているのでしょう。

そのためにも今は焦らないで、怪我をしない身体作りを心がけ、

一気に追い込める確たる自信を引っさげて、シーズンを迎えてほしいと思うのです。

Stay Healthy Satoko !

Good Luck Satoko ‼︎








I Love You Because / Michel Polnareff