こんにちは。

週一の予定だった僕のブログ更新、

どうしても急いで書いておかなければならない事が出来てしまいました。

今日のニュースで突然飛び込んできた、東京五輪・ボート競技の韓国代替開催案、

皆さんはどのように受け止められたでしょうか?



「そんな事が出来る訳ないだろ」と楽観的に受け止められたでしょうか?

あるいは、僕のブログに来てくれる方は、フィギュアスケートやスキージャンプなど、

冬のオリンピック派の方が多いと思われるので、

あまり関係のない話だと思われたでしょうか・・・?



「アジェンダ2020」というものをご存知でしょうか?

これは、今日来日して、韓国開催案を持ち出した、トーマスバッハIOC会長が、

2013年にIOC会長に就任する際の公約で、

2014年12月のIOC総会において満場一致で採択された、

表向きはもっともらしいオリンピックの改革計画。

下にその一部(日本語版)を転載します。






オリンピック・アジェンダ2020 20+20 提言

提言1 招待としての招致プロセスを整える

新たな考え方の導入: IOCが潜在的な開催立候補都市を招待し、

招致都市のスポーツ、経済、社会、環境についての長期的な計画立案のニーズに最適な

オリンピック・プロジェクトを説明する。

1. IOCは招致プロセスの中に支援段階というものを新設する。

この段階ではオリンピック招致を検討している都市は招致の手続き、

大会開催の主要な要件、さらに過去の都市がどのようにして有益な招致と大会の遺産を

確実なものにしたかについて、IOCから助言を受ける。

2. IOCは既存施設の最大限の活用、および大会後に撤去が可能な仮設による施設の

活用を積極的に奨励する。

3. IOCはオリンピック競技大会では、主に持続可能性の理由から、

競技の予選については開催都市以外、

さらに例外的な場合には開催国以外でも実施することを容認する。

4. IOCはオリンピック競技大会では、主に地理的要因や持続可能性の理由から、

複数の競技または種別を開催都市以外で、

または例外的な場合は開催国以外で実施することを認める。


・・・・・


3,4あたりを読めば明らかですが、すでに2014年暮れの段階で、

オリンピック開催国以外での競技実施は「例外的」としながらも認められています。

そしてその理由・根拠として「開催都市の費用負担の軽減」のためとしています。

まるで今回のボート問題のためにあるような文言ではないですか。

予想外に膨らみそうなボート競技会場の建設費用の負担を軽減するため、

韓国にお願いしてボート競技の開催を引き受けてもらいましょう、という訳です。



そうなれば当然、韓国はその見返りを要求してきます。

「苦しいところを助けてやるのだから、そちらもそれに見合う協力をしろ」という訳です。

それが以前から噂のあった、舛添と韓国の密約、

平昌で開催困難な一部競技を日本が肩代わりしましょうというものです。

2014年7月の舛添の訪韓時、朴槿恵との間にこの密約が交わされたという話です。

いよいよ今回、それが明るみに出てきたという事なのではないでしょうか。



そしてバッハもアジェンダ2020の採択時、

「すでに2018年の平昌と2020年の東京には話を通している」と発言していたとか。

これについては、僕も、2年前のブログで少し書いた事がありますが、

舛添の失脚によって、一度は消えたと油断していたこの悪夢がまた、

亡霊のように蘇ってきてしまったのです・・・。

バッハは今回、いよいよその密約の具体化のために、満を持して来日したのでしょうか。



平昌冬季五輪。本音を言えば・・・(2014.12.9)

すでに平昌・東京共同開催の密約?売国舛添許すまじ! (2014.12.12)



小池都知事は、この策略を本当に突っぱねることが出来るのでしょうか。

それともこの問題においては、すでに了解済みの既定路線なのでしょうか。

そのためのレールを敷くためにボート問題を持ち出したのでしょうか。

都知事とその調査チームの独断で事が運び、予算膨張の話ばかりが先行し、

かんじんの「アスリートファースト」はどこへやらといった声も聞かれます。

宮城や埼玉の立候補について冷たい素振りに見えるのも、

余計なことをしてくれるなとの気持ちの表れなのでしょうか。

いずれにしてもこの話、

前回のブログで書いた問題以上にやっかいであるのは間違いないでしょう。



本来であればグランプリシリーズ開幕直前、楽しい話を書きたいこの時期。

前回・今回と、自分だけでなく、ブログ仲間の皆さんをも憂鬱にさせてしまいそうな、

こんな醜い話を書かなければならないことを申し訳なく思っています。

でもこの問題、平昌五輪の開催も刻々と近づく中、

これから急展開で話が進んでいく可能性も高く、気を抜けません。

事と次第によっては、僕の宝物である冬季五輪とその舞台を目指す選手たちを  

蹂躙されるも同然の、許しがたい大問題なのです。