山口での「修行」を終えた後、一旦自宅に戻った僕は、今度は、実家のある高知へ向かいました。


今度の旅の目的は、「二人の女性」に再会するためです!( ̄□ ̄;)




ちょっと不審な行動のように思われそうですが、違うんです・・・(; ̄ー ̄A


この二人の女性というのは、僕の叔母にあたる人で、一人は父の妹、もう一人は母の姉になる人です。


もう随分長い間、会っていないのですが、この度の山口の修行の道場において、


この二人に会ってきなさいと教えられたのです。


もちろん、名指しまではされませんが、「方向の女のお年寄り二人」と指し示された時、


僕が思ったのがこの二人であったという事です。





だから、会ってどうするの?と言われれば、


その目的は「感謝」であり、「和合」であり、教えの「種まき」です。


そう、修行の場というのは、ある佛教系の教団です。


以前、妹が病気になった頃から、この教えにお世話になっていました。


もちろん、怪しいセールスや勧誘などはしません!


僕は決して熱心な信者とは言えませんが、今回は、教えられた事に素直に従ってみたのです。





例によって、夜行バスは早朝、高知駅に着きました。


午前6時前。


ここで約2時間、時間を潰して、駅前でレンタカーを借り、今回の「巡礼の旅」?の始まりです。





1日目の目的地は、「檮原町」という、ほぼ四国の中西部、愛媛県との県境に近い小さな町です。


叔母はここに住んでおり、父や叔母の生家はそのさらに先の山間部にあります。


高知からだと、約2時間半、といったところでしょうか。


以前に比べれば随分道が整備されたのでこんな時間で行けるようになっていますが、


僕が小さい頃は、多分4時間はかかっていたと思います。






峠に近い、布施ヶ坂にある「道の駅」で一服。


昔は、この布施ヶ坂まで来るのも、一苦労でした・・・。






さらにその先、檮原町の直前にある「雲の上ホテル」。


両親が元気で、子供がまだ小さかった頃、一緒に泊まった事もある、ここいらでは洒落たホテルです。








この一帯は太郎川公園と言って、裏手にはキャンプ場や、ライダーのための宿泊場もあります。







そして、檮原町にある、「維新の門」。


坂本龍馬をはじめとする、土佐出身の志士8人の銅像が建っています。







那須俊平、澤村惣之丞、吉村虎太郎、那須信吾、前田繁馬、中平龍之助、掛橋和泉。


1枚目の中央に立つのが、坂本龍馬です。


ここ檮原町は、龍馬が脱藩し、四国を山越えして京に向かったルートとしても知られています。


最近は町おこしが盛んで、田舎の小さな町の割にはけっこう活気のあるところです。





父の兄弟は、人数も多かったためか、二つの派閥、グループに分かれたような状態で、


他方とは長く疎遠になっていました。


そんなだったので、父が亡くなった時も、この叔母さんには声を掛ける事が出来ませんでした。


故人も望んではいませんでしたが、いくら喧嘩状態だと言っても、血の繋がった兄妹な訳で、


最期の時ぐらいは出席してもらえたらよかったと後悔もありました。


色々事情はあったのでしょうが、僕個人的にはこの叔母さんに対して、嫌な感情は無かったので、


まず、その不義理をお詫びしました。


突然の訪問客に叔母も初めは驚いていましたが、すぐに喜んでくれて、


複雑な事情を抜きにして、ゆっくりと話をする事が出来ました。




今さらですが、神様は、残された僕に、関係修復の宿題を与えられたんだろうと解釈しています。


そして、そんな「善行」が、両親に少しは「回向」するかも知れません。





さらに足を延ばして、父の生家へ。


今は空き家ですが、すぐ近くには祖父母の墓があるので、ご挨拶です。


僕が小さい頃は、夏になればこの小さな家に、父の兄弟達も帰省して集まり、


向かいの川で泳いだり、夜は花火をしたりと、それは賑やかで楽しかったのを想い出します。


あんな楽しかった時代に戻りたいものです。








何とか初日の目的を果たし、実家へと帰ります。


ついでに、もう2か所、寄り道を・・・。


折角ですから、ここまで極私的な話にお付き合いいただいた皆さんに、美味しいローカル情報を。






檮原町の手前、津野町の国道沿いにある、「You Farm」さん。


森の中でジャージー牛を育て、その搾りたての生乳に添加物を使わずに作る


ソフトクリームやプリンが有名なお店です。


もし立ち寄られる時は、定休日は、火曜日と、年数回の牛の出産日(!)という事なので、お気をつけて。


隣接して織物の店「Maybe」さんも。







そしてもう1軒。


さらに山を下ると、この「津野町」と実家のある「斗賀野」の間には、「須崎」という海沿いの町があります。


南海大地震で津波でも起これば、高知でも真っ先にやられてしまうであろう漁師の町です・・・。


この町の鰹のタタキも勿論、絶品ですが、今日はそれではなく、


駅前通りを少し西に来た旧市街にある昔ながらの小さな大衆食堂「八千代」さん。







ここの名物の「玉子焼き」を買って帰ります。


小さな頃から慣れ親しんだ、この店独特の厚焼き玉子。


厚さは5センチ以上はあり、鶏肉のミンチが入って、ダシの効いた、絶品ご馳走玉子焼きです。


久しぶりにこれが食べたかったー!!





いつも両親に買ってきてもらっていて、自分で買いに行くのは今日が初めてでした。


もう年老いたお婆さんが、親から教えてもらった作り方で焼いているとの事でした。


ネットで広まれば、恐らく全国から注文が殺到してもおかしくないような逸品ですが、


そんな事を望むのは野暮というものかも知れません。


この店を知る地元の人々の間で受け継がれていけば、それでいいのかな・・・


と少し残念な気もする僕ですが、JR「須崎」駅からも歩いて5分位のところですので、


もし、高知西部にお越しの際は、ぜひ、立ち寄ってみて下さい。





あとはコンビニでご飯だけ買って帰れば、今晩の一人の食事も大満足です!


それでは1日目のお話はこの辺で。





 この断面を見よー!!