ちょっと古いお話になってしまいました・・・



8月22日。


京都までの定期券、最後の日でした。


この日の目的地は・・・




その前に、少し寄り道です。


定期券の終着地・地下鉄「烏丸御池駅」を降りて東方へ。





この烏丸御池の町の雰囲気も好きでした。


オフィス外ではありますが、京都では珍しいゆったりした通り。


夏には祇園祭の山鉾巡行があり、交差点では「辻回し」とよばれる見せ場もある場所です。




そして、徒歩約10分弱。


京都の老舗喫茶店「イノダコーヒー本店」へ。


左側のオールドアメリカン風の店舗と右側も京風の外観の店舗が併設されていますが、


僕は左側を選びました。


たった4組分のテーブル席ですが、古き良き雰囲気が和みます。


長く京都にはお世話になっていましたが、ここを訪れるのは、これが初めてです。








しばし寛いだ後、再度烏丸御池から地下鉄に乗って、「烏丸今出川駅」まで。


ここを上がるとそこは、なつかしき母校のキャンパス。







僕と、そして太田由希奈さんが学んだ同志社大学・・・。


(サークル三昧、麻雀三昧で、学んでねーし!!ヾ(▼ヘ▼;)


それに、由希奈さんとは、時代が違って、すれちがってもいねーし!!゛(`ヘ´#))


土曜日のキャンパスはとても静かで、


こんなにもいい場所だったんだと、今頃改めて気が付きました・・・( ̄□ ̄;)

















そして、そのキャンパスのすぐ裏側に、今日の目的地・相国寺はあります。


先日訪れた建仁寺と同じく、京都五山のひとつに数えられる、臨済宗相国寺派の総本山。






その相国寺の中にある美術館「承天閣美術館」で開催されている「伊藤若冲と琳派の世界」展です。


先日の「風神雷神図」に続き、お目当ては、俵屋宗達の「蔦の細道図屏風」でした。






六曲一双の大作屏風絵です。


金箔の下地に、緑青一色で表現された作品ですが、この絵のポイントは、左右の屏風を入れ替えても、


ちゃんと繋がって見える・・・という発想・アイディアです。


宗達は、本阿弥光悦とともに琳派の祖とされますが、この二人は、芸術家でありながら工芸作家、


そして、秀でた装飾デザイナーでもありました。


「琳派」と呼ばれるグループに共通するのは、作品そのものの魅力ももちろんですが、


そのデザイン性の高さ・面白さでしょうか。


その二人の合作も多く、宗達の下絵に光悦が書を添えた作品、これが大好きなのです。


この「蔦の細道図」も、てっきり書は光悦のものと思い込んでいたのですが、


今回実物を目にして、実際は、光悦の弟子である烏丸光廣のものだと知りました。


「琳派」は、宗達・光悦の後、尾形光琳・乾山、


そしてその流れは江戸に移り、酒井抱一・鈴木其一へと受け継がれます。


今回の作品展では見ることはできませんでしたが、彼らの大好きな作品をいくつか・・・。




 「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」 本阿弥光悦・俵屋宗達


 「紅白梅図」 尾形光琳

 「三十六歌仙図色紙貼交屏風」 酒井抱一

 「朝顔図屏風」 鈴木其一



そして今回の作品展は、京都の生んだ奇才・伊藤若冲の作品も見ることができました。


奇抜な作品が取り上げられがちですが、洒落のきいた親しみやすい作品や、無彩の水墨画も多く、


相国寺の塔頭、鹿苑寺(金閣寺)に収められていたという襖絵も展示されています d( ̄0 ̄)




 「葡萄小禽図床貼付」


 「月夜芭蕉図床貼付」

 「竹虎図」    「立鶴図」



今日の散策はさらに続きます。


相国寺を出た後、向かい側には京都御所があります。







とにかく広い!


相国寺といい、御所といい、同大生にとってはキャンパスの一部のような位置関係で、


実際、御所のグラウンドを借りて体育の授業も行われていたし、


休講の時には、ここのベンチでお昼寝・・・といった贅沢な時もありました・・・┐(-。ー;)┌




さらに足を東に伸ばし、こちらも徒歩圏内の、世界遺産・下鴨神社の境内に広がる「糺の森」へ。


土曜日とあって、人出も相当ありましたが、何しろこちらも広いので、窮屈さはありません。


ただ歩いているだけですが、気分が良くなります。








糺の森は、北から流れてきた高野川と加茂川が合流し、鴨川となって京の町へと流れてゆく、


その三角地帯に広がる一体にあります。


これが、その合流地点。加茂大橋からの風景です。





この左側の加茂川をさらに遡る川沿いは、


もし僕が京都に移り住むとすれば、一番住んでみたい閑静な住宅街。


さて、その夢は叶うのか・・・


上手くいくか、いかないか。


僕には、加茂大橋からのこの景色が、自分自身の行く末を暗示する分岐点の様に見えてきます。




さて、今日もきまぐれ散策におつきあいいただきましてありがとうございます。


おまけとして、以下の画像も・・・。




一つ目。


下鴨神社の一角に併設する「河合神社」。



世界一美しい神様を祭る、とか言われ、女性の参拝者が多い神社・・・との事です。


これであなたも美しく・・・(; ̄ェ ̄)







二つ目。


京都の方なら、加茂大橋から糺の森への参道といえば、この店をご存知の方も多いことでしょう。


出町商店街 「ふたば」。





京の和菓子として大変人気のある「豆餅」のお店です。


今日の表の目的が相国寺なら、裏目的がこの豆餅。はい、大好きです!


結局、そこかー!!((>д<))