8月3日、仕事帰りに、「京の七夕」という、最近始まった夏の京都のイベントを覗きに行った。
会場は京都を南北に流れる鴨川沿いと、堀川通り沿いの2か所だ。
僕の職場のある烏丸通りからはどちらも徒歩圏なのだが、
ちょうど反対側になるので、今日はとりあえず、堀川会場の方へ向かう。
京都は、通りが南北・東西に碁盤の目のように走っているが、
堀川通りは、京都市内を車で南北に往来できる唯一の通りと言ってもいい。
その他の通りは狭くて、とてもじゃないが、仕事の車向けではない。
それが京都の良いところでもあるのだけれど。
その大通りの東側に、細い川が流れていて、並行して遊歩道があり、そこが会場となっている。
これがその名の由来の「堀川」か。
鴨川ほどの風情はなく、京都で長く暮らした学生の時も、一度も歩いたことがなかった場所だ。
先日の祇園祭や、お盆の大文字の送り火のような、歴史ある行事とは違うけれど、
夏休みにも入った事だし、ちょうどその間の時期を狙ったイベントという事なんだろう。
会場は、さながら市内の芸術系学校の作品発表会の様相だった。
お客のほとんどは若いカップルやグループで、おっさんの独り歩きなんて、完全にアウェー状態だ。
でも、せっかくだからその遊歩道へ突っ込んでいく。
それに今日は、母の誕生日。
生きていれば、80歳。
面影を偲びつつ、母を連れてきたつもりで歩く。
スケートファンにはおなじみの、望結ちゃんの作品を発見!
そして、この会場の催しは堀川を東西に走る二条通り辺りから北上し、今出川通り付近で終わる。
「まあ、よう歩いたねぇ。ぼちぼち帰るかよ。」
「いや、もう一つ寄りたい所があるき、付き合うてや」
「もう遅いに、どこへ行くぞね」
「晴明神社・・・いうところへ寄るき」 (誰と話しとるんじゃー(◎_◎;)
そう、羽生君の今年のプログラム「SEIMEI」着想の人物、陰陽師・安倍晴明を祭る神社である。
七夕会場の出口からはほど近い場所にある。いつか予告していた通り、やっと来ることが出来た。
通っていた大学からもそう遠くないけれど、当時はまだ安倍晴明は有名ではなく、
この神社を訪れた事はなかった。
神様、どうかこれから先の冬季オリンピックが、羽生君をはじめ、
ウィンタースポーツを志す全ての選手たちにとって、ふさわしい舞台でありますように・・・。
通勤定期の期限ももう少し。使えるうちに行っておきたい場所は、色々ある。
「使えるうちに・・・ち、どういう意味ぞね」
「会社、辞めるがよ」
「またそんないきなりな事をして、まっことこの子はいくつになっても・・・」
「まあ、そう嘆きなや。おとうもおかあもおらんなったき、もう僕もだいぶ壊れかけちょらあよ」
京都の風情を台無しにする、土佐弁の応酬(?)。
「京の七夕」は、8月10日まで。
夜は暑さも多少は柔らぐので、機会のある方は、ぜひ、セットでお越し下さい。











