おめでとう。
なんと○○歳になるがやね。
生きちょったら、ねぇ。
けんど、妹とは言うたち、仮にも女性に向こうて、歳の話はせんとくき。
兄ちゃんの記憶の中では、いつまでも28歳のままじゃ。
そっちはどうぜよ?
お父さんはもう着いたろか。
いや、まだやろね。
四十九日が過ぎんとそっちには行けん・・・とか言うきね。
それまでは、残った僕がちゃんと七七の供養をして、そっちに行けるようにしちゃらんと。
着いてお前やお母さんと再会出来たら、たいちゃー喜ぶろうね。
こっちもまんざら悪うない、言うてね。
何年も寂しい思いをさせてきたきね・・・。
妹のお前にばっかり世話かけてすまんけんど、
お父さんの事、よろしく頼むきね。
お誕生日のプレゼントに花を贈るき。
と言うたち、家の周りの花の写真やけんどね。
安上がりで済まいて、ごめんちや。
今年は、桜も綺麗に咲いちょった。
兄ちゃんが言わんでも分かっちゅうろね。
だって、生身の体の時より、自由に好きなところ行けるがやろ?
こんなに実家と駅を往復したがは、高校の時以来やき。
それに、こんなに花が咲いちゅうがも今まで気づかんかったに。
お父さん、お母さんと3人で、仲良くやりや。
お兄ちゃんも、そのうち行くつもりしちゅう。
けんど、なんぼ行きとうても、僕の行くがは違うところかも知れんねぇ。
親不孝の報いは大きい言うき、覚悟はしちゅうけんど、
できればやっぱり、みんなのおる所、行きたいちや・・・。
僕ばあ残ってどうすらあよ。
何か意味があるがやろか。
それに、残されるがもなかなかしんどいき・・・。














