高知県・室戸市の水田脇の水路で、

卵からかえったばかりのオタマジャクシが元気に泳ぐ姿が見られるようになり、

一足早い春の訪れを感じさせている・・・とのニュースが目に飛び込んできた。



子供たちが水路を覗き込む映像とともに、

「何匹ばあおるろうねえ」

「100匹ばあおるがじゃない?」

「お母さんに見せちゃりたいです」

と、懐かしい土佐弁が微笑ましかった。



「高知県はひとつの大家族やき」

「みんなあも、高知家の家族にならん?」

広末涼子が、カツオ人間が、母校の後輩の県知事が呼びかけてくれる。



高知家






でも・・・、

僕は、老いた父を実家に残し、奈良で暮らしている。

帰りたい気持ちはずっと持ち続けているが、

仕事の事、家族の生活を考えると、すぐに動くことが出来ない。



それは何も、故郷・高知に対して文句を言っている訳ではない。

悪いのは全て自分自身だから。

京都での学生生活の後、一旦は高知へ帰って、仕事に就いた自分。

しかも、それは、一般的には人に羨まれるような安定した仕事。

親も喜んでくれ、そのままその仕事を続けていれば、こんな事にはなっていないのだ。



それを、理由はともあれ、わずか2年で放棄して、高知を離れた自分。

今さら、再び帰りたいなんて思っても、容易ではないのはすべて自業自得。

若気の至りと言うにはあまりに浅はかだったと悔やんでみても、後の祭り。

一度故郷を捨てた人間が、また帰りたいなんて、虫が良すぎる話かもしれない。



親の意見や気持ちに背くことは余程の事がない限りするものではない。

親不孝は、確実に、こんな形で応報する。

親も悲しみ、自分も苦しむ事になる。



今頃それを悟ってもすむことではないけれど、

せめて皆さんは、こんな思いをしないよう、気を付けて。

何をさておいても、親は大切にしてあげて下さい。



重い話になってしまいました。ごめんなさい。



Too Late for Prayin' / Gordon Lightfoot