患者様を完全側臥位にて評価
こんにちわ。前回紹介した嚥下障害のある患者さんを完全側臥位で評価しました。今回も濃いとろみ、小スプーン、介助摂取で行いました。結果は咽頭収縮力の低下から一口に付き複数回の嚥下反射を認めましたが、ムセ込みはみられませんでした。しかし、鼻腔吸引を実施したところ、前回同様に中等量レベルのとろみ水が引けてきました。側臥位の利点である、食物を貯めれるスペースの増加で気管に流れ込まずムセはなかったと考えられますが、正直食事を開始するのは現実的でないレベルだと思われました。もし、言語聴覚士の方でこのブログを見ている方がいれば次はどんな事をしていくか聞いてみたいと思います。私は収縮力の弱さがある為、とろみ濃度を薄くして吸引した際の吸引されるとろみ水の量の変化をみていこうと思っています。(嚥下機能維持の為にも安全に嚥下運動は行わせる。)