先日、実家に帰ったら靴下に穴が空いており。(^^;;
それを見た母が「靴下、いっぱいあるからあげようか?」と言うので「いや、いいよ。繕って履くから」と言ったら驚いていました。
まさか、私がそんなことするとか思っていなかったのでしょうね。
たまたまネットで見掛けたダーニング。
衣類の穴あきや擦り切れたところを修繕する、ヨーロッパの伝統的な補修手法を言うようです。
これまで衣類の補修と言うと、できるだけ目立たなくするものと言うイメージで、仮にそこそこキレイに出来たとしても、補修と判っちゃうとなんか残念にしか思えなかったのですが。
写真を見ると、あえて目立つようなカラフルな糸や様々なモチーフを使って、最初からそんなデザインだったかのような可愛らしさで、アリ!全っ然アリ!!と思い。
何かの用途で購入したレース編みの糸を縫い針に通して、久々に針仕事をしみたら意外と楽しくて。
写真は穴の周囲を本返し縫いで一周してから、ブランケットステッチみたいな感じで外側からグルグル中心に向かって、途中で目を飛ばしながら穴を埋めています。
以来、靴下に穴が空く度にこうやって補修して履き続けています。
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虫刺されのようなできものを見つける度に「これは治療が必要なヤツか、ムヒとかを塗っときゃ治るヤツか」を見極めなくちゃいけない。
インフルエンザどころか、風邪すら「私の世界線には存在しない」と中二病的に豪語している私だが、昔から皮膚は強い方ではない。
毎冬のように両手指を腫らして傷だらけになっていた兄のようなしもやけはほとんど知らないし、きつい洗剤を素手で扱っても手荒れしたりするわけではないが、吹き出物やイボの類ができやすいし、虫刺されなども悪化しやすく治りにくい。
若い頃は金属アレルギーだったし、原因不明の謎の湿疹(腕を強く握るとか、爪で少し圧力をかけるだけでみるみる細かい湿疹が広がり、大きく腫れる)にも悩まされた。
そのうえケロイド体質でもある。
若い頃、老けて見られがちだった私は「そう言う人に限って年を取るにつれて、逆に若く見られるようになるよ」と云う言葉に一縷の望みを懸けていたが。
加齢と共にシミや脂漏性角化症(老人性のイボとも言われる…orz)で、年相応(それ以上?)に老けているのを自覚して、現実を突きつけられた思いだ。
でもまぁ、呪術廻戦の9話目で初登場のナナミンが「枕元の抜け毛が増えていたり、お気に入りの総菜パンがコンビニから姿を消したり、そう言う小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです」とおっしゃっていたので、これもある意味、経験値のひとつなのだろう。
それはともあれ。
このイボは場所を選ばず(基本的には日光に当たるところ)あちこちに出来ては、やたら痒かったり急激に大きくなったり、うっかり引っ掻けた時には、痛みもだが、血まみれになるのはいただけない。
これは手に負えないと判断すると、皮膚科で液体窒素で治療してもらっている。
ただ、かかりつけにしていた以前の皮膚科では「目の下のイボは液体窒素では無理だから、大きな病院の紹介状を書きましょう。ただし、もっと寒くなったらね。夏い内は傷が治りにくい(つまり切除)から」と言われていた。
それはもう仕方ないと思っていたのだが、そうこうしている間にもイボは大きくなって、手元で作業する時に視界に入って来るようになった。
そんな時に、前回の記事でお話したように、足の付け根のしこりの診察で女医さんのいる新しい皮膚科に通院することになったので、ついでにこの話をしたところ、「ウチでも切れますが」と言われて、渡りに船とばかりに即お願いした。
オペ当日は、よく考えたら取引先の業者さんが来社する日だったので、全日休ではなく時間休にして皮膚科に出掛けた。
念のため、朝のミーティングで「皮膚科で左目の下を切開のため時間休をいただきますが、美容整形ではないです!」と報告をしたら、微妙な感じでウケていた・・・。
それなりに緊張はしていたのだが、皮膚科医はすっごく軽いノリだったので、きっとそんなにビビるような治療ではないのだろう。
実際のところ。
現代の医療がスゴイのか、皮膚科医の腕がスゴイのか、私の身体がスゴイのか・・・もしくはその全てなのかは判らないが、驚くほどに痛みもなく、あっさりと終わったのだ。
具体的には、予約時間の少し前に受付に到着して、時間通りに診察室に呼ばれて診察台に横になって、消毒して麻酔を打って切って縫合してガーゼをテープで留めて、ついでに足のしこり(だった部分)を診ていただいて、お会計して抜糸の予約を入れて、薬局で薬を処方していただくまでで30分程度?
目の近くに麻酔と言うと、かなり痛そうなイメージがあるし、流石にここで「この部分だけは我慢してね」と言われて身構えはしたのだけれど、針が細いようで、ちょっとチクっとした(稀に蚊でも痛いと感じることがあるが、あの程度)と思った次の瞬間には、触れられている感覚はあるものの痛みはなく。
切開を始めて、看護師さんが何度も血を拭っているようなのに、やはり痛みは感じない。
縫合の際には、糸を引っ張られてる感覚はあったけれどそれだけ。
1~2時間した頃に麻酔が切れて来たのか、少し痛み始めてひどくなったら処方された頓服を服用しようと思っていたのだが、仕事に集中している内に気にならなくなったので、結局、飲まず終いだったし。
当日から傷口はキレイに洗って塗り薬を塗ってガーゼを貼っておくように言われていたため、お風呂に入る前におそるおそる傷口を見てみたら。
・・・縫合する糸って、色は褐色で、太さも弾力もまさに「髪の毛」みたい!
4針縫われていてそれなりに痛々しいのだけど、「これってリアル・ルフィーやん!」と思わず笑いがこみあげて来た。
実は抜糸のついでに(笑)もう一か所切っていただいて、いまだに皮膚科の通院が続いている。
私は病院嫌いなのだが、今まさに状況が悪ければ、その時の状況に応じて即病院を探して受診する。
今回みたいに自分で膿を絞ったり、切開・縫合したりの判断も躊躇ない。
だって、自分の身体だもん。( → そして家族にも事後報告)
大人になって良かったと最近よく思う。
自分の判断で、自分の責任で何でもできるのだ。
子どもの頃、身体に異変があっても恥ずかしくて言い出せなかったり、過度に心配されたり、逆に辛さを理解してもらえなくて、通院の機会を逃して悪化させたり。
そんな状況から解放された心地よさ!
人(血のつながりがある家族でも)に依存(相談すら)しない、そんな傍目には可愛げのないところが、実は私の最大の可愛いところであり、長所だと本気で思っている。
