毎年楽しみにしている、山種美術館の花を描いた日本画たちの展覧会。
今年は加山又造の「夜桜」や、橋本明治の「朝陽桜」は展示されず残念でしたが、パンフレットにもなっている奥村土牛の「醍醐」は見ることができて、なんと写真撮影可でした。
(山種美術館は毎回どれか一点だけ写真撮影可能な作品があります。)
今回感じたのは、自分はつくづく奥村土牛のファンだということ。
(ミニマリズム的な感覚と、バランス感が大好き)
※以下は参考画像で画素粗めなので小さめな表示で
山種美術館にはおそらく20回くらいは来ていると思うんですが、訪れる度にこんな絵も所蔵していたのかと、新たな発見があって。
(以前に見たことを忘れているだけかもしれませんが。)
小倉遊亀「咲き定まる」
ただただ美しい花の絵も。
どこをどう切り取っても美しくて食い入るように見てしまった、まさに百花繚乱な花々の絵。(巻物のような作品)
こちらも華やかな大正時代の作品。
(4対の掛軸)
荒木十畝「四季花鳥」
他にも日本画の巨匠の作品が目白押し。
友人は小林古径の「桜花」の菓子を。
小林古径「桜花」
ミュージアムショップで、缶が素敵すぎる生姜の和紅茶を買ってしまいました。
(紅茶自体もとても美味しいものでした。)
奥村土牛の「兎」の缶