「2023年11月 鑑賞映画ひとことレビュー」
11月の鑑賞本数は25本。
■「ジャネット」
ジャンヌダルクの幼少期を描いた映画…ひたすら微妙に下手なダンスとひとりよがりなこれまた微妙な歌を聞かされるという、ある意味苦行のような映画でした。続編を観れば印象が違うのかもですが。
【55】
■「楽園の瑕 終局版」
オシャレでめちゃくちゃ美しいし抜群の完成度なんだけれど、観たいのはそこじゃあ無い感が半端なく…これはまあ観たこちらの問題ですが。
【60】
■「ザ・カンファレンス (NETFLXオリジナル映画)」
スウェーデン発のスプラッタコメディ。まあよくあるお話だけどそれがなんだか心地いい。スプラッタ度は結構満足。
【60】
□「ゴジラ -1.0」
※ネタバレあり
山﨑貴。人のふんどしで土俵に上がり、さんざん破壊した挙句尻尾撒いて逃げる男。「三丁目の夕日」で邦画を滅亡寸前まで追い込んでしまった日本映画史上最も罪深いクリエイターだと思っております。「ドラえもん」や「宇宙戦艦ヤマト」、「寄生獣」、「ルパン三世」を破壊し、「ドラゴンクエスト」(個人的邦画オールタイムワースト1)を怒りとあざけりの代名詞にしてしまった男。基本的にただ自分がやりたいCGシーンを作りたいがために先達たちの輝かしい遺産を手あたり次第買いあさり改悪していくというイメージしかないので(あくまで個人的意見です)、今回ついにゴジラにまで手を出したと聞いた時には、ほんと怒りに我を忘れそうになりました。
とはいえ自分も年を取り、多少は丸くなったので、ここはまあフラットな0目線で鑑賞しようと肝に銘じた次第です。
で。ゴジラ。そうゴジラ。日本映画界最大のイコンにして、世界で最も人気のあるモンスター。だからこそ今回は今までにない気合の入り方を少しでも期待していたのですが。
確かにゴジラ、かっこいいです。CGも手の込んだ作りでハリウッド製大作と遜色ない出来ではありました。ゴジラによる東京の破壊シーンや、熱線発射からの爆発描写なんて物凄い迫力。特撮ではない、ハリウッド製CGとしての見せ方にこだわった映像はある意味新鮮ではあります(ガシャンガシャンと背びれトリガーが発動していく様なんてなかなかかっこいいです)。が、どれもこれもがどこかで(過去ゴジラや「パシフィックリム」や「トランスフォーマー」なんかですね)観た表現ばかり。まあゴジラに関するシーンで今更個性を出すのが難しいかもですが、それでもどこかで観たような映像のオンパレードなのはオマージュというよりはパクリレベル。感心こそすれ興奮しない感じではありました。
そしてストーリについて。これは我々世代(50代)の映画好き中学生が妄想した「俺が観たいゴジラ」そのまんまなのがびっくり。実際こういうお話を当時のオタクたちは嬉々として語っていて、それがこの21世紀に映画化されているというなんとも言いようのない気持ちになりました。
そう、中学生が考えるようなお話なのです。なのでものすごく浅いし軽い。それが悪いという訳では無く、中学生がか投げたようなシンプルなエンタメとしてのお話が楽しい映画はいくらでもありますし、そういう映画が大好きなのも事実。それでもこれ「ゴジラ」です。いや、怪獣プロレスや平成ゴジラシリーズのノリであれば全然問題無いし(というかそれだから面白い)、最近のハリウッド製ゴジラだってお話自体はエンタメ全振りの軽さ&浅さ。でも今回の場合、戦後間もない日本でキノコ雲を出し、放射能汚染に言及し、黒い雨まで降らせてる。そこまでやったらこの軽薄さは許容してはいけないものではないかと思うのです。復員兵の特攻崩れが主人公なのに、さしてその内面(この人の業は相当なものがあるにも関わらず、ただ臆病で済ませてしまう)には興味を示さず、途中で性格を180℃変えてしまう不誠実さや、他人の子供を育てる強い意志を持った女性なのにものすごく安徳すぎる扱いと深みの無さ、機雷処理という危険な後始末をする戦後のやるせなさを象徴する仕事をする船に、無邪気に戦争に行きたかったという若者と復員兵と戦争協力をした科学者を同乗させる無神経さ。家族を殺され、その憤りを主人公にぶつけた隣人を唐突に気のいいおばちゃんにしてしまうその底の浅さ。なにもかもがとにかく軽薄で怒りというより呆れる始末。その極めつけは震電。正直これが出てきた瞬間、この映画は本当にダメだと思いました。この震電こそが山﨑貴の軽薄さ。かっこいいから、面白いから、ただそれだけでこのストーリーの映画にこういうものを出してしまうその無神経さがたまらなく嫌だし、クライマックスあたりの似非シンゴジ的な空虚なプロジェクトX展開からのあまりに能天気なラスト(生き残るのは違うでしょ)、そしてヒロインの復活とクリフハンガーなラストシーン。何もかもがこう、この映画が選択した時代や内容とあってないというか、やってはいけない事だと思うのです。この映画世界であればヒロインは消滅し、影になっていなければいけない。それをやってこそのこの映画世界と辻褄が合うと思うのです。
まあ魑魅魍魎が蠢く現実世界のゴジラワールドの中で、ここまで好き勝手出来るのはある意味リスペクトではありますが、それでもこの時代背景でのゴジラ映画を妄想したオタクの一人として、このモヤモヤを許せる映画ではありませんでした。
【65】
■「アビリティ 特殊能力を得た男」
配信限定らしいのですが、どうしてどうして普通に良く出来た超能力もの。主人公はなかなかにインパクトの強い感じなので好き嫌いはわかれるかもですが。
【60】
■「激動の1750日」
実録東映ヤクザ映画系はあまり得意では無い(語れるほど観てない)のですがこちらは結構あっさり系。若き日の中井貴一の貫禄がもう少しあればとは感じました。
【65】
■「県警VS組織暴力」
ようやく鑑賞。いやーさすがの迫力。エゴと欲に滾る強烈な個性の男たちの血と汗と暴力の匂いが発散されまくってるバイオレンス任侠映画の至宝。「仁義なき…」よりはエモーショナルなので、個人的にはこちらの方が好み。菅原文太、松方弘樹を筆頭に熱すぎる男達の濃厚すぎるカッコよさがほんと際立ちまくり。
【75】
■「忌怪島 きかいじま」
設定はなかなかに新機軸で面白いと思うけれども、肝心のストーリーと演出があまりに稚拙&いい加減で勿体なすぎるホラーもどき。とりあえず主演のジャニがあまりにあまりでもう恥ずかしくなってしまいました。
【55】
□「マーベルズ」
なんだか雲行きが怪しくなってきたMCU久々(という訳ではないのになんとなく)の劇場用作品。世間的なブームの終焉の雰囲気のせいか、なんだか大コケしているようですが、これ最近の中ではかなり出来の良い映画だと思います。
もともとキャプテンマーベル自体能力がチートすぎてMCUの中でも浮いてる感もあり、結構扱いずらいキャラだと思っていたので、いざ続編となるとどうなる事かと不安だったのですが、ドラマから参戦のミズ・マーベルとモニカ・ランボーというアクセントのおかげもあり、エンタメとしての原点回帰のように非常にわかりやすく、見やすい映画となっておりました。
ストレンジ先生とソーの個性爆発監督たちのやりたい放題(それはそれで全然ありですが)と、多すぎるドラマのクオリティの差での悪い印象が強烈すぎてどうにも統制が取れなくなってしまっていたMCUですが、前フェイズまでの楽しいまMCUへ戻ったかのような安心感がありました。それはもうすべてミズ・マーベル嬢(とその愉快なファミリーたち)のおかげといっても過言ではないのですが、極々普通のティーンが入った事によりキャプテンマーベルが人間にまで落ちてきたのが本当に好印象。心の葛藤も含め、”隣のキャプテンマーベル”さんにまで親近感が出るようになったのは本当に良かったなあと思います。
サクサク進む超絶テンポの中、魅せるアクション(複雑怪奇な入れ替わりがお見事)としょうもない小ネタ(ミュージカル語は笑いました)を挟みつつ、一貫してキャプテンマーベルの成長物として機能するストーリーはエンタメの王道。それを含めてコケたのが勿体ない、これからのマーベルへの期待が少しだけ上がった愛すべき良作です。
【75】
■「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」
伊藤沙莉さん(この方は声がほんとに魅力的)と竹野内豊さんはほんといい味出してるし、雰囲気自体も嫌いじゃないのですが、なんというか「チープさがおしゃれ」とマリコさんの過去ネタもそうだけど幼稚な稚拙さが目立つのがなんとも切なかったです。
【55】
□「デジベル」
一定の音量を超えたら爆発する爆弾が町中に設置されてしまった中で、犯人を追う元潜水艦副艦長の活躍を描くという、アイデア抜群の韓国産爆弾パニックアクション。
…なんですが映画としてはなんだか中途半端。その音量爆弾が今ひとつ有効に使われないで、映画は潜水艦沈没事件を巡る陰謀と、やむを得ず部下を見殺しにする決断をした副艦長と、犠牲者の関係者である犯人との関係を重視。もちろんサスペンスとしては正攻法ですが、せっかくの音量爆弾がただのちょっとしたサスペンス小道具だったのがなんとももったいない。主人公である副艦長の後悔と自責の念を持ち続けているキャラも王道としていい味出しているし、失態を隠蔽した軍の闇を暴いていくっていう流れも悪くはないけれど、全体として詰め込み過ぎで焦点がぼやけてしまった感がありました。とはいえ全体の緊張感やサスペンスはさすがの韓国映画クオリティだし、爆発のスケール感や潜水艦の描写なんかも見ごたえ充分でエンタメとしては及第点ではあるのですが、音量爆弾という魅力的なガジェットをもっと生かせなかったなあというのが正直なところです(まあこれに関しては予告編の作りのせいでもありますが)。
あとこの手の韓国映画ってどうして犯人がみんな判を押したように若いK-POP系イケメンなんでしょう(苦笑)。
【65】
■「七人の秘書 THE MOVIE」
ドラマを一切観たことがないので人間関係はさっぱりわかりませんでしたが、観てるうちになんとなくわかるくらいにはわかりやすい非常に親切な映画。まあTVでながら見するには十分楽しめます。ただこれを映画館で見せられた日にはあまりのチープ&いい加減さに発狂するかとは思いますが笑。
【55】
■「ブラックイースター」
タイムトラベルSFの名を借りたキリスト教礼賛啓蒙映画。ちょっと腹が立ちました。
【55】
■「アメリカン・アンダードッグ(NETFLXオリジナル映画)」
いかにもハリウッドな王道な展開に普通に感動。安定のスポ魂感動実話もの。
【65】
■「キル・オア・ダイ 究極のデス・ゲーム」
ロシア版人狼ゲーム映画。奇妙奇天烈な未来世界のビジュアルは興味深いけれど内容的にはごく普通。
【55】
■「宇宙人のあいつ」
中村倫也のはじめとする役者たちの個性でかろうじて乗り切った感があるエセカルト映画。とはいえアンサンブルとしては良かったです。
【65】
□「リアリティ(2023)」
トランプ政権最大の疑惑を暴いたリアリティ・ウィナーによる事件の真相に迫るスリラー。映画はリアリティ逮捕時の現場の流れをほぼワンシチュエーションで進むのですが、この映画のすさまじいのはセリフがすべて本物のFBIの音声記録を再現したものだという事。
なのでとにかくリアル。実際の会話なので作劇的なテクニックでの修正も無いので、ともすればかみ合わないで退屈な会話が続いている印象なのですが、その裏にある捜査官とリアリティの腹の読みあい・探り合いが恐ろしくリアルで緊張感抜群。90分超の凝縮した時間の中での心理戦がとにかくサスペンスフルでお見事。
演じている役者さんたちの力量もあり(とにかく皆さん地味でうまい方ばっかりなのがまた素晴らしい)、非常に濃密な映画でした。とにかくこういう方法で、こういう問題のある題材の映画を撮れてしまうアメリカの底力を改めて感じてしまいました。
惜しむらくは地味になり過ぎたと思ったのか、色々編集で手を加えているのが勿体なかったかと。
【75】
■「ウォーハント 魔界戦線」
めちゃくちゃ燃える設定を、監督以下スタッフが全く生かしきれてない勿体なすぎる映画。
【50】
□「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」
史上最大の茶番劇がさらにパワーアップして帰ってきたまさかの第2弾。今回は舞台を関西にうつして、相変わらずネタへ全振り、スケールアップしての続編となります。
とにかく、こんな事良く思いつくなあと感心するやら呆れるやらのネタのオンパレードで終始苦笑い。前作を踏まえつつ、大仰しさとバカバカしさはもはや芸術へと昇華。色々ヤバいネタもぶっこんで最早怖いものなしの領域へ進化しています。こういうネタものはうまく処理しないとそれだけが浮いてしまって物語として破綻しまくるのが常ですが、前作同様(いやもちろんめちゃくちゃではありますが)強引すぎる力技で突き進んでいくその様が制作陣のクソ真面目さを表しております(前作といいこういうお話を作れてしまうセンスがなんだかうらやましいようなそうでもないような)。
舞台が関西なので、正直ネタの一部にわからない事がありましたが、そんな事をお構いなしに突き進む狂気のオンパレードが心地よくなってくるのが恐ろしいやらおもろいやら。GACKTや二階堂ふみの続投組はもちろん、愛之助や杏をはじめとする新規参入がクソ真面目に吹っ切れてるのがなんだか微笑ましい。前作よりも狂気の濃度が高いので、もう少し踏み込めばカルト映画として名を残しそうな感じもあったのですが、策に溺れた感もあり(特に浦和VS大宮あたり)、そこはまあ所謂お祭り映画って事で。
個人的には武蔵野線の下りが一番ツボでした。
【70】
■「ポイント・オブ・ノー・リターン 帰還不能」
航空事故に隠された不正を巡る人間ドラマ。地味な作りながらサスペンスは上々。主人公であろう若者メカニックのキャラがあまりにろくでなしでイライラしますが、それはそれでリアルなのかも。
【65】
■「スタジオ666」
フー・ファイターズ主演なのに結構本格的にゴアで真面目なホラー。とにかくフー・ファイターズの面々がものすごく楽しそうでほっこりします。
【70】
□「首(2023)」
北野武が撮る本能寺の変!なんてめちゃくちゃ魅力的な題材なんで結構期待していましたが、良くも悪くも北野映画でした。
本能寺に絡む戦国武将たちの生き様を描いた本作ですが、諸説ありまくる本能寺の変の原因を恋愛(ここでは衆道ですが)のもつれからのいざこざにしたのは(個人的には)目からうろこ。っていうか大島渚監督がご存命だったら物凄く好きそうな展開だなあなんて思ってましたが、結構露骨な場面が一杯で、首が飛びまくりのグロ描写よりそっちの方が目を背けてしまいます。
色々な登場人物がそれぞれの思惑で裏切りや謀略を繰り広げるわけですが、そのあたりの組み立て、手綱の取り方は北野監督、オーソドックスで奇を衒わない、非常にまともな作りで上手にまとめています(というかものすごく普通)。計算され尽くした映画は破綻も無く結構サクサク進むので若干の物足りなさはありますが、とにかく登場するキャラのキャラ立ちがめちゃくちゃ濃いのでそれは正解。これ以上だと胸やけしそうなギリギリのところでうまくまとめたなあという印象です。
基本この映画は恋愛映画なので、織田信長をはじめそれぞれが恋愛映画の登場人物のパターンに当てはまるわけですが(王子様の信長に秘めた恋をする地味なメガネっ子光秀、そんな光秀に強引に言い寄るヒモ荒木村重…)そんな物語を作り、監督する立場の豊臣秀吉=ビートたけしっていう構図がなんだか面白かったです。
登場人物がみんな誰かに恋してる、そんな胸キュンラブコメ@戦国地獄絵図。そんな感じのやっぱり北野映画です。
とりあえず秀吉・秀長・官兵衛で「トリオ・ザ・豊臣」でM-1出てほしいです笑
【70】
□「サムシング・イン・ザ・ダート」
予告編を観て、これはかなりカルトなSF珍作と期待していたのですが、なんというか妄想に取り憑かれたいかれ男たちのブロマンスを延々観せられたような違う意味での珍作でした。
浮遊する結晶体の超常現象を目撃してからどんどん深みにハマっていく男たちを描きながら、その男たちの過去や素性が明らかになっていくのですが、負け犬同士のいざこざというか痴話喧嘩がまあ醜いというか鬱陶っしいというか。超常現象絡みの謎解きはなんだか狂気じみてて興味深いのですが、とにかく微妙におかしい人たちを延々観るのは正直苦痛でした。
この監督コンビ、アイデアは面白いけれど、いつもゴールを間違えている感じが本当にもったいないなあと思います。
【60】
□「ロスト・フライト」
漢ジェラルド・バトラー兄貴、2か月連続登場で個人的には大盛り上がりの2023年後半ですが、そんな兄貴推しのひいき目無しに今作は個人的に今年ベストに入る傑作でありました。
悪天候のなか、落雷でコントロールを失った航空機のブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着する。機長のトランスや乗客ら17名はからくも一命をとりとめたが、不時着した場所は凶暴な反政府ゲリラが支配する無法地帯だった。ゲリラたちが迫りくる中、トランス機長は生き残りをかけ、乗客の1人だった移送中の犯罪者ガスパールと手を組む…(映画.comより)
とにかくシナリオがお見事。墜落した先がゲリラの支配下だったなんていうアクロバティックな設定を細かいディティールとリアルな人物設定で説得力を持たせつつ、エンタメとしての見せ場もきっちり盛り込み。台詞回しやちょっとした伏線でも、シンプルなのに最大限の効果を発揮するように選び抜かれているのがわかるので、盛りだくさんのストーリーなのに上映時間が107分というテンポの良さ。さすがサスペンスの名手の作家さんだけの事がある、見本のようなシナリオです。
プロフェッショナルをとにかくカッコよく描くのはバトラーアクションのお約束ですが、今回も健在。兄貴扮する主役の機長はもとより、副操縦士のアジア系の若者、アジア系の女性アテンダント、さらには航空会社の危機管理官まで、登場するすべてのプロがきっちり自分の使命を仕事として果たそうとする矜持に溢れているのがまず気持ち良い。そしてこれも共通なのですが、この手の映画では結構な嫌われ者になる傭兵や軍人でさえも毎回プロフェショナルとしてリスペクトしているのがなんというか観ていて清々しい気分になれます。
かなり強引なのに妙に納得してしまうラストの展開といい(このオチが読めなかったのは邦題のおかげでした笑)、幾多のプロフェショナルたちのプライドにあふれた極上のB級映画です。
【85】
■「ザ・コンヴェント(2018)」
それなりの完成度なのですが、それ以上でも以下でもないとりたててどうこう言う事も無い映画。
【50】
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