「ことわざにありそうな状況」って、ときどきあります。
先日、私はある場所に行こうとしていました。歩いて行ける距離でもあったのですが、疲れるのがどうしても嫌で、電車に乗りました。しかし、どうやらそれが間違った電車だったようで、歩くよりもかえって時間がかかってしまい、自己嫌悪も覚え、余計に疲れてしまいました。
「なんかことわざにありそうな状況やな」
と思ったのですが、なかなか適切な句が浮かんできません。
「まあそういうこともあるか」と思って、その場では流しました。
でもたぶん、世の中のことわざは、こういう風に生まれてきたんでしょうね。
「まあこういうこともあるか」という事件、普遍的なエピソードを、誰にでもわかるように喩えたものが、ことわざなんだと思います。
それにしても、ことわざというのは、まだ作られているんですかね。音楽でいうと「クラシック」と同じで、何となく、もうすでに完成した分野、閉じられたジャンル、という感じがします。でも、現在では「クラシック」と呼ばれる音楽たちも、発表された当時は、今でいう坂本龍一や佐村河内守(!?)の作品がそうであるように、「現代音楽」だったのでしょうね。
先日はどうにも思いつきませんでしたが、「ことわざにありそうな状況」に今度出くわしたら、私も自分なりの言葉を当てはめて、ことわざ化してみたいものです。
ちなみに、私が一番好きなことわざは、虎穴に入らずんば虎児を得ず、です。
ずんば、という部分が何とも言えません。