その下見に今月２日に長野県駒ケ根市の方へ出向いた。
その時に立ち寄ったのが観光の候補地である「光前寺」というお寺。
天台宗の別格本山であるこのお寺、その歴史も古く境内は神秘的な雰囲気に包まれている。
駐車場から境内に続く参道。
細く、周りを高い杉の木が覆うようにそびえ立つ。
私の地元、京都もお寺の多い場所だが、この様に高い木がそびえているお寺は無い様な・・・
これは有料の庭園への入口。
この参道を歩くと、時折信州の爽やかな風がスゥ～っと流れ、
参拝客の足を軽くさせる。
癒しの空間だ・・・
天台宗信濃五山のひとつに数えられたこの光前寺。
天台宗信濃五山とは、戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺の事。
庭園やヒカリゴケや早太郎伝説で有名なお寺だ。
その庭園も１９６７年５月１０日、国の名勝に指定されている。
ヒカリゴケは参道の石垣で見る事が出来る。
私も覗いてみた。
確かに光っている？？様な・・・
私的にはヒカリゴケより、この緑のじゅうたんの様な苔の方を見とれてしまった・・・
大原三千院みたいだ・・・
因みにこの場所は立ち入り禁止。
ロープが張ってあった。
参門まで進むと、右手に大きな杉の木がある。
三本杉といわれるこの杉の木。
樹齢は８００年ほどらしい・・・・
案内をしてくれた方に聞くと、杉の木が樹齢８００年～１０００年あるというのは、
大変難しいと言っていた。
何故なら数百年の間、落雷にもあわず、火災にもあわず・・・
確かにそう言われればそうだ。
なので、この寺にも「おちない」にあやかって、受験生などのお参りが多いらしい。
本堂の奥にある山からの恵みをいただいて、次の場所へ・・・
良い所ばかりでコース選定に悩みます・・・