今回は、しるべくん(北辰テスト・4月)の真?!の平均点について記載します。

 

 

今年の1月に以下の記事を記載しました。

 

 

 

 

簡単に振り返ると、模試(テスト)によっては、「平均点や偏差値」が、受験した人の平均点や偏差値でない場合があります。

 

 

タイトルの北辰テストは、以下のように調整されています。

 

 

質問「受験人数が少ないときも偏差値は正確に出るのでしょうか。」

 

回答

北辰偏差値は、その回の受験者の得点だけから算出するものではありません。これまで70年にわたって実施してきた北辰テストのデータとノウハウから、埼玉県の同学年全員が同じテストを受験した場合の平均点を推定し、算出した数値です。そのため受験者の多少にかかわらず、北辰偏差値で、埼玉県の中で自分がどのくらいの学力レベルなのかをつかむことができます。

 

 

つまり。。。北辰テストの結果欄に記載されている平均点は受験した方の純粋な平均点ではなく、方法は不明も、そこから何かしら手を加えた平均点となっています。

 

 

この調整についてモヤモヤ?しているということを上の記事に記載しました。

 

 

 

。。。娘の北辰テストの結果を見ていて思いました。。。

(下記は、北辰テストのサイトから持ってきたものです。)

 

https://www.hokushin-t.jp/test/kekka/2020kohyou_k.pdf

 

 

青い箇所を使えば、受験者の平均点が分かるのではないか???

 

 

ということです。

 

 

配点が分かるので、Σ(配点×正答率)をすれば、平均点が出るのではないか?ということです。

 

 

。。。ということで算出してみました。。。

(実施しながら、こんなことしているの。。。私ぐらいなんだろうな。。。と思いながら。。。)

 

 

【結果】

 

①が成績表に記載されていた、調整されたと思われる平均点で、②が正答率から私が算出した平均点です。

 

 

この②が今回4月に受験した生徒の純粋な平均点だと思われます。

 

 

②より①が低いのは、この様なテストは、成績が良い生徒のほうが受けやすいので、全中3生で換算すると、どうしても低くなるのかなと思います。

 

 

この②の平均点をもとに偏差値を出すと、偏差値70はなかなか難しいのかもしれません。

 

 

娘は第一志望を、(書いても良いのですが。。。)共学で一番偏差値が高い公立高校(普通科)としました。

 

 

ここを第一志望にしたのは708人でしたが、これらの生徒の平均点も算出してみました。

 

 

 

③がその高校の平均点となります。

 

 

つまり。。。この点数を超えていれば、共学で一番偏差値が高い公立高校を第一志望にしている生徒の平均を超えていることになりますね。

 

 

5教科だと約380点ですね。志望者が708人で、実際の受験者数よりも多いので、実際はもっと高い点数にはなるかと思います。

 

 

 

これを記載した後に気づいたのですが、塾には今回受験した生徒の平均偏差値が提供されているようです。

 

 

例えば、下記のサイトに受験者全体の偏差値が掲載されています。

 

 

【受験者平均偏差値】

国語:52.4

数学:52.7

社会:52.9

理科:52.8

英語:52.9

5科:53.4

 

 

私が算出した平均点を取った人の偏差値がこれだということが分かります。

 

 

個人にも教えてくれれば良いのに。。。

 

 

もう一つは、早稲アカ生限定?かもしれないですが、いつも成績を見るアプリに北辰テストの結果も掲載されましたが、小数第一位までの偏差値が記載されています。(昨日更新されました。)

 

 

紙の結果表に掲載されている偏差値は、小数を切り捨てしていることが分かりました。

 

 

これは良いですね。必修テストだと偏差値60でも、実は四捨五入している関係で、59.5ということがあり、少し残念に思うこともありますが、それはないですね。。。

 

 

。。。ということで結論は、第一志望を県立にすれば、自身との距離を測れるよ。。。ということです。