今回は、北辰テストの偏差値の目安(確約が取れない埼玉の私立高校)について記載します。
埼玉県の私立高校は、北辰テストの偏差値で基本的には確約を取ることができますが、次の3高校は確約の仕組みがありません。
・慶應義塾志木
・早稲田大学本庄
・立教新座
この3高校に合格した生徒は、北辰テストでどれくらいの偏差値を平均で取っていたのかを記載したいと思います。
※2021年と2022年の結果です。
尚、上記3高校は一般的には特別な対策が必要で、北辰テストで高い偏差値を取っていても合格できるのかは別問題ですが、目安にはなりそうです。
【慶應義塾志木】
※数字は人数です。
2022年(現高2世代)と2021年(現高3世代)を並べています。
黄色の箇所は合格者数>不合格者数のところです。つまり、黄色のところの偏差値帯(平均)にいると受かりやすそうと言えると思います。
2021年と2022年を見ると、3教科の偏差値が平均で71以上にいると合格の可能性が高くなりそうです。
現実的には、平均で偏差値71以上を取り、対策をする必要があるので、かなりハードルは高いということは分かるかと思います。
偏差値が平均で71に達していなくても合格者がいますが、これらの生徒は対策をしっかりしたのかな。。。と思います。
ちなみに上記の数字には推薦で合格した人は入っていません。
【早稲田大学本庄】
※数字は人数です。
(男子)
早稲田本庄の男子のみの分布です。
慶應志木と同様、平均偏差値で71以上取ると合格の可能性が高まりそうですね。
(女子)
早稲田本庄の女子のみの分布です。
男子と比較してレベルが上がります。
平均偏差値で72以上を取っていないといけない感じです。。。
人数を見ていただくと分かりますが、不合格者数が多いですね。。。それだけ大変ということです。
【立教新座】
※数字は人数です。
慶應志木、早稲田本庄と比較すると偏差値のハードルは少し下がります。
平均偏差値が68以上で合格する可能性が高くなりそうです。
勿論、立教新座も対策をしないと合格は難しい学校ではありますね。
来年、北辰テストを受験する生徒さんは、一つの目安にはなるのかな。。。とは思います。
ただ、駿台等の他のテストの合格可能性のほうが信頼が高いのは間違いないですけどね。