今回は、参考にさせていただいている、ZENT進学塾の”都立上位とMARCHと早慶の難易度”を読んで考えたことを記載します。
下記記事です。
高校受験において、狙う高校によって戦い方が異なるのは皆さんご存じの通りかと思います。
公立のトップ高校に合格できるからと言って、早慶附属といった高校に合格できるとは限らないですし、
逆の早慶附属高校に合格できるかと言って、公立のトップ高校に合格できるとは限りません。
この様なことを上の記事で取り上げてられています。
例えば、抜粋させていただくと、
『理社はできる&内申が良いという前提で考えると
早慶受かるなら日比谷は受かる
は成り立つけれど
日比谷受かるなら早慶受かる
は成り立たない。』
これは「前提の、理社はできる&内申が良い」を考えるとそう思いますね。
早慶は、公立高校の勉強(自校作成問題含む)を中心にしていたら合格できなさそうです。
また、
『日比谷とか受から子なら
MARCHは立教新座と明大明治以外なら
だいたい受かると思います。
立教新座と明大明治は明らかに一個レベル上がります。
日比谷勢でも苦戦するでしょう。』
日比谷高校に合格するレベルでも、立教新座と明大明治のための勉強をしないと合格が難しいってことですね。
一方で、日比谷高校の現役進学者数を見ると、GMARCHの高校には2023年度はわずか11名です。
高校受験と大学受験は違うことは理解しながら書いていますが、恐らく、日比谷高校に合格する生徒は、立教新座と明大明治のための勉強に仮に取り組んだらかなりの生徒が合格するのかなと思います。
何が言いたいかというと、高校受験においては、早慶附属やGMARCH系の附属高校に意識を向けて勉強をするか否かが非常に大きいということかなと思います。
早稲アカが、「都立も国立も私立も、早稲アカなら普通の学力から難関高校に合格! 塾生の74%が偏差値60以上の高校に合格!」とよくうたっていますが、多少大げさなところはありますが、正しい部分もあるのかなと考えています。
(まー早稲アカ生は勉強量が相当多いこともあるように思いますが。。。)
多くの集団塾ではそこに目を向けていないですからね。。。
大学受験(一般受験)や中学受験は、受験生は偏差値を中心に置いて志望校を判断していると思いますが、高校受験の場合は、偏差値の前に評定(内申)という要素が出てきて、偏差値に向ける意識が薄いのが特長なのかなと思います。
うちの娘で見ても、11月のハイレベルテストは最近にしては良かったものの、3教科で女子の中で2桁、男女合わせても100番台でしたが、正直そこまでの実力はないと思っています。
中1の時に集団塾で約300人中で良い時は1桁の順位なこともありましたが、50位近くの時もありました。
娘が力を入れている定期テストでも平均順位は学年で6,7位ぐらいだと思うので、これらの生徒が大挙してきて同じ土俵で戦うことになったら、附属高校の合格可能性は今よりも相当遠いものになりそうです。
。。。つまり高校受験の場合は、こういうこと(どの土俵で戦うのか)に気づくかどうか。。。が非常に大きいなと正直思っています。
(かと言って受かるかどうかは別問題ですが。。。)
後は、娘と同学年の生徒が一人でも多くの人がこの事実に気づかずにいてくれるかが非常に重要です。
埼玉県の公立高校に1番の実績のある塾スクール21が、来年から難関国立私立に特化したコースを開講するようです。
この様に公立に実績のある塾はどんどん追随していくものと思われます。それがうまく行くとは限りませんが、競争は激化していく可能性は高いです。
今、ブログを書いている中1~中3はその影響は受けないと思いますので、皆が気づく前に頑張りましょう!
最後にZENT進学塾の経験的には、以下だそうです。
『内申、科目数、問題の難易度などを総合して考えると
小山台、新宿、青山と法政系列、中大杉並、中大附属
戸山と明大中野、中大高、青学
国立、西、日比谷と立教新座、明大明治
で同じくらいなのかなー??って気がしてます。
過去の卒業生の感覚からして。
日比谷とか戦える子のなかの3割〜4割くらいは
早慶戦える子がいる気がいるかな?』
私的には、何も根拠はないですが、日比谷高校や横浜翠嵐高校に入れるような生徒が真剣に早慶附属を目指したら、かなりの割合の生徒が合格するのではないか?と勝手に想像しています。
まー目指しながら日比谷高校や横浜翠嵐高校を第一志望にしている生徒もかなり多いんだとは思いますが。。。