今回は、高校受験の入試分析会の内容で私が気になった点を記載します。
早稲田アカデミー、サピックス、TOMASで入試分析会を実施していますね。
ざっとですが確認してみました。
その中から心に残った?!部分を記載します。
【サピックス】高校入試分析会 志望校別データ分析[早慶高・女子]
説明会の中で、慶應女子を受験した4名の偏差値と合否について触れていました。
簡単に記載すると、以下の通りとなります。
・4人の3科のサピックス偏差値が約60
・(1人目)3科それぞれの偏差値が56~59に入っているバランスタイプ→合格
・(2人目)英語と国語の偏差値が60以上で、数学が53で数学が少し劣るタイプ→合格
・(3人目)英語の偏差値が65以上で、数学と国語が50前半の英語得意タイプ→合格
・(4人目)英語の偏差値が50で、数学が65以上、国語が60の英語苦手タイプ→不合格
慶應女子において、英語が苦手だとちょっと辛いということかと思います。
つまり、英語がある程度できることは前提で、もう1教科も高いレベルの科目があれば合格に近づということでした。
これは男子にも同じことが言えるそうです。
【参考】サピックス偏差値
【サピックス】高校入試分析会 志望校別データ分析[開成・筑駒高]
開成高校と筑波大附属駒場高校に合格したぞれぞれ3人の偏差値が示されていました。
その特長を簡単に記載すると、
・開成は、1科目悪くても他が良ければカバーできる。
・筑駒は、すべての教科で高いレベルが求められる。
ということかと思います。
開成は200人近く合格者が出るのに対し、筑駒は40名程度なので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。。。
【サピックス】高校入試分析会 志望校別データ分析[都立日比谷高]
日比谷高校へ進学した2人の出願パターンと合否が紹介されていました。
Aさん(男)
合格:栄東、慶應志木、開成、筑駒、日比谷
不合格:渋幕
Bさん(女)
合格:西大和、栄東、早大本庄、慶應女子、広尾学園、筑府、日比谷
不合格:渋幕
こういう生徒が日比谷高校に進学していることが分かります。大学受験実績が上がるのも当然です。。。(勿論、この様な生徒が全員という訳ではないのは理解していますが。)
慶應女子の入学者数が発表されました。
一般受験者は、補欠含めて140人に入学許可が出て、実際の入学者が64人です。
つまり76人辞退したということです。辞退された多くの方は、大学受験で慶應以上の学校を目指しているということかなと理解しました。
ちょっと想像がつかない世界です。。。