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英語は実はカンタン!

まったく新しい英語の学び方のレッスンを無料公開しています。

「な~んだ、英語ってカンタンじゃん」と、
ひとりでも多くの人に思ってもらえたらうれしいです。

関西人の先生の、くせのあるレッスンを受けている臨場感をお楽しみ下さい。

さて、このところ立て続けにリスニングです。

文法と統合するためには、ある程度までリスニングの基礎をやってしまわないと!・・・と、かなり焦っております。

ま、みなさんは、らく~に読んでくださいまし。

そう、リラックスして大事なとこ以外は手を抜くのが、英語の発音のコツだからね。

アクセント以外の母音はやる気のない音に、する。

アクセントの音は強めにはっきり
それ以外は、音もリズムも弱く、短く。

すべての音をしっかり発音しようとするのをやめて、手抜きすることを覚える、英語独特のスキップするようなリズムができる。


さて、今日は手抜きしないやる気満々の母音、を紹介する。

強い音なので、基本アクセントがあるところの音だ。

次のふたつの単語を見てほしい。

cat (ネコ)

Kate (女性の名、ケイト)

cat  の a は、 banana の真ん中のと同じ音なので、「エ」の口で「ア」という強めの音。

かたや Kate の a は、「ア」のバリエーションではなく、「ィ」という音になる。

拳をふりあげて、「エーイ、エーイ、オー!」というときのような「ィ」だ。

な、やる気満々だろ?

拳を上げるときに おもいっきし  と言い
やや下げるころに こころもち弱めに イ を言う感じだ。

この 「イ 」は、二重母音といって、二つの母音がニコイチになっている。
ニコイチだから、これで一つの音節になる。

「a」を、「イ 」と読むのは、特別なように感じるかもしれないが、実は誰でも知っている。

みなさんご存知
 エービーシーディーイーエフジー
と、歌う時の読み方だ。

正しくは、「エー」ではなく、「
イ と読む。

つまり、アルファベット26文字には、
アルファベットの名前の読み方と、それぞれの音としての読み方がある。

訓読みと、音読みのようなものが、英語にもあるのだ。

もう一度、比べて見よう。
cat (ネコ)

Kate (女性の名、ケイト)

cat  が 音読み、 Kate  が訓読み(アルファベット読み)である。

Kate の最後のe は、読まない。


この「e」のことを、我々の業界では「マジックe」と呼ぶ。
「a」がアルファベット読みであることを知らせて、自分の音は消してしまう、なんともけなげな奴である。

「e」を読まずに子音の「t」で終わるので、
cat  も Kate  も、同じ1音節。


だが、Kate の方が、語尾の子音が弱く聞こえる。
というか、ほとんど聞こえない。

あまりにやる気満々に
イ というので、
子音がますまず弱くなってしまうんだろうな。

ほんとうに、どこまで手を抜くんだ、と感心するほど英語は手を抜く。

日本人が勤勉なのは、日本語のせいなのかもしれない。
いや、勤勉だから言葉もはっきりしているのか。
どっちなんだろ。どっちでもいいな。うん。

くれぐれも、「e」にまどわされて、「ケイト」と語尾を強く、全体を平坦に読まないようにしていただきたい。
これでは、3音節になってしまうからね。
呼んでもKate は気付いてくれない。

消え入るような子音の音も、言葉としての音であると、脳に認識させよう。
そして、やる気のある音で強めの1音節にすれば、きっとKate も振り向いてくれる。

おっと、忘れるところだった。
母音のアルファベット読みはあと4つ。

そのうち二重母音は、
i の 「アィ 」 と  o  の「オゥ」 

u の「ウー」 と e の「イー」 は、長母音になる。

kite  (凧)

bone (骨) 「ボーン」ではなく「ボゥn」

flute (フルート)

these (これら、これらの)

ちなみに、これらぜーんぶ1音節である。

また、文法ででてくるたびに、「マジックe 」 や 「アルファベット読み」 という言葉を使うから、覚えておいてほしい。

次回は、やっとチョコレートにたどりつけるか。
これまでの発音の総仕上げだな。


前回は、子音の話だった。
子音を認識する回路はできただろうか


「できたかどうかなんて、わからん」

そうだな。まだ実感はないだろな。

子音で終わる単語の語尾には、母音を入れない。
そう意識するだけで回路はできるから、気楽にいこう。

ぼちぼち、ゆっくり、しかし確実に、
子音の回路を強化するから、安心して。

で、今回は母音の変化。

実は、英語が速く聞こえるのは、子音だけが原因ではない。
母音の音そのものが、短くなるのだ

「えっ?そうなの?」

そうなのよ。これもあまり意識してないだろ?

しかも、同じ「a」という文字の音が、長くなったり、短くなったりする。

日本語では、「あ」という文字の音の長さを変えるには
「あー」と伸ばす記号をつけたり
「あっ」と短くする記号をつけたり
「ああ」と文字を重ねたりする。

英語は、「a」が「a」のまま音が変化する。

では、何が英語の母音の長さを変えるのか?

その犯人をさがす手がかりは、バナナにある。

bananaは、英語では少数派の母音で終わる単語である。

まんなかの「a」は、強めの「ア」で、
両端のふたつの「a」は、ごくよわ~い「ア」になる。

実は、英語のネイティブは、日本語のようなクリアな母音を連呼するのは苦手なのだ。

それで、がんばらないといけないところの音は強くなるが、そうでないところは手を抜く、というか必然的に弱くなる。

そろそろ犯人がわかってきたかな?

単語のリズムをつくるもの。
そこだけがんばって強く言うところ。

そう、アクセント である。

アクセントのあるところは、強めにはっきりと、そうでないところは、弱く短くあいまいに言うと、英語独特のスキップするようなリズムができる。

ためしに、リズム(めりはり)を意識してbanana と言ってみよう。
こんなふうにだ。
まんなかの「ア」は「エ」の口をして、強めに「ア」と言い
最初と最後の「ア」は、だらしなく口をあけて、まったくやる気のない「ア」を出す。
「ア」だか「ウ」だかはっきり聞き取れない音だ。

どうだろう。スキップするようなリズムができただろうか。
これで、英語の音がまた短くなった。
そして、リズムの取り方のコツもわかったと思う。アクセントがキモなのだ。

ところで、このようなやる気のない音は、クリアな母音の日本語を話す我々の脳には、言葉とは認識されにくい。
認識されても、せいぜい生返事程度だろう。

だから、これも言葉としての音だと、脳に教えないといけない。

そう、英語の音の回路をつくる作業だ。

つくり方は覚えているね。
声に出して真似をする、だ。

バナナの色や形や、味やにおいを思い出しながら、やる気のない音をちゃんと出して、リズミカルに banana を連呼しよう。

これで、ただのやる気のない音が、黄色い皮の果物をあらわす言葉の音として認識する回路ができた。

ベイビー・ステップだが、この一歩は大きい。

次回は、逆に母音がより強くなる話をしよう。



さて、いよいよリスニングのコツに突入する。
理論と実践だな。

英語が速く聞こえてしまう最大の原因は、母音の数だった。

英語は、子音で終わる単語が圧倒的に多い。
日本語より母音(音節)が少ないので、音が短くなる。

その英語をカタカナ読みしてしまうと、母音だらけで音が長くなる。
すると、本来の英語の音を速く感じてしまう。
ということだった。

だから、まず子音を意識する。

キャット ではなく、  キャーッt  というように。
(キャットは2音節、cat は1音節)

それだけで、あなたの脳が英語の音をとらえる回路の基礎がつくられる。
子音にフォーカスする回路は、日本語には必要ないので、日本人の脳にはない。しかし、英語には欠かせないので、新たにつくらなければならない。
ま、「子音フォーカスアプリ」をインストールする、と思ってもらってもいい。

ところが、なんせ生身の人間なので、PCやスマホのようにサクッとインストールできるわけじゃない。(できたらいいのにな)
多少の手間と時間がかかる。が、むつかしくはない。

では、どうやって子音回路をつくるのか。

正しい発音を聞いて、子音を意識してまねる。
これだけである。

ポイントは、「自分で声を出す」こと。
「自分で声を出す」というのは、能動的な行為だからだ。
聞き流しでは、いつまでたっても上達しない。

自分で発音してうまく子音が出せれば、英語の音は短くなっている。

なんども繰り返せば、道にわだちの跡ができるように、回路がはっきりしてくる。

筋トレと同じで、やれば誰でも回路はできる。
そうやって、日本語の回路もつくってきた。赤ん坊の頃にね。

このブログがベイビー・ステップなのも、
ひとつひとつ、成功体験を積み重ねてほしいからだ。

もちろん、子音の回路だけで、英語がすべて聞き取れるわけではない。
英語が速く聞こえる原因は、他にもある。

これを足がかりに、より複雑な回路に育てていく。

これから何回かに分けて、音の要素を少しずつ重ねていく。
母音の変化
音のつながり、欠落
リズム
トーン
重ねるごとに、英語の音が確実にクリアに聞こえるようになっていく。

さらに、文法とリスニングを統合していく。
すると、英語の音と意味が同時に頭に入ってくる。

そこまでやってはじめて、リスニングは完成する。

道は長いが、しんどい道じゃない。

脳に英語の回路をつくるには、声に出す。

はい、ご一緒に!

脳に英語の回路を作るには、声に出す!

次回は、母音の変化。
声出していこー!!