今年も残り僅かとなりました。忙しい合間、弊ブログをお読みいただき有難うございます。

 

さて、今年一年を振り返ります。そして、将来を予測したいと思います。

今年は、選挙がありました。景気もオリンピックに向け、災害復興と合わせて上昇基調が続いています。

景気が良くなれば労働分配率の向上を求めて労組が活動をします。社会を構成する働く者の所得が上がらなければ、消費も上がらず生産も増えず、GDPは上がりません。

 

かつてのような税収入が増えないことには理由があります。税務署職員OBがお世話になっている企業への調査は甘く、節税スキームが出来上がっていることの他に、デフレが終わっていないこと。

ここが重要です。安ければ売れる・・・だから海外に生産工場を移したり、輸入したり・・・。この行為が結局は技術移転を伴いながら国内の雇用を奪い去って行く。もうそろそろ産業界自体が気付き共に行動すべき時期に来ています。

 

現在、日本では人口が毎年25万人づつ減少しています。

今後次の段階を経ていくと思います。

 

・景気上昇のおかげで労働力不足が観測される

・オリンピックまで賃金上昇が続く

・オリンピック開催

・景気に陰りが見られる、あるいはバブルが終わる

・自然災害が増える

・労働のひっ迫感がなくなる

・失業者が増え始まる

・産業界の優勝劣敗が顕在化する

・年金で生活する人が多くなる

・富の集中と究極の効率化でAIとロボットの本格普及が始まる

・新たな構造が出来上がる

 

これまでのように権利主張により得られる時代は終わります。労働力を必要としない時代の始まり。

デフレは解消されず、企業努力で安さに拍車がかかる。あるいは消費税アップでモノが売れなくなりまたデフレに戻る。

 

平和で自由な時代、健全なインフレにより皆の生活は豊かになりました。

地球温暖化は極北のロシアに恩恵がある一方、中緯度地域での天候異変はやがて寒冷化を伴い食糧問題と世界の勢力バランスが変わることを意味します。人為的な金融緩和によるインフレ策は失敗するだけでなく、相当な副作用をもたらすことを予想します。(具体的には債券バブルの崩壊)

追い込まれている世界経済の実態が浮かび上がります。将来待っているのは世界的な産業構造の変化とグローバル経済による失業問題です。

 

次の時代の潮流を先取りしようと産業界は必死です。勝ち残らねば、売上が上がらなければ従業員に給与は払えない。権利主張ではなく、技術力、アイデア、効率を求めています。

某自動車メーカーの「看板方式」は、この課題に有効でした。単なる労働力ではなく、現場でのアイデアによりコストが削減され、売れるアイデアを経営に活かし、生産工学を生み出しました。

 

しかしなのです・・・・。

AIとロボットはこの生産工学を遥かに凌駕する可能性があります。だから変わらねばならないのは「人間」の方であることに気付かねばなりません。機械に使われるのではなく、使う側に立つ。どうすれば・・・なのです。

 

課題の本質が見えてきたと思います。

誰もが次の時代にどうすれば良いのか考える必要があります。しかし、TVは相変わらず3S政策のまま、国家運営のために具体的に動いている政治家はいません。(もしかしたらいるのかもしれませんが・・・。)

産業界は自分の牙城を守るために政治献金をし、補助金創設や法律を準備させています。いつまで続くかですが、日本を代表する企業は、増収増益です。これに労働分配率向上を求めて政党が活動資金を得る。バランスがとれています。ある政党と一方の政党はそれぞれが日本丸を持続的に航海するために必要な役割を演じています。経済学的には、イデオロギーは関係ありません。イデオロギーは利用されているに過ぎない。

日本の国民性からも哲学や思想は馴染みません。鉱物資源のない四方を海に囲まれた島国に必要なのは、飢えのない平和な社会です。逃げる場所はないのですから皆と仲良く共存する方法が求められるのです。

 

これまでのように権利主張は通じない。主張する者は、「会社」ではなく「時代」に解雇されます。

それでも生きてゆく柔軟さをどこで養うかは明確です。どの時代も「知識」でした。貿易が栄えれば会計学が、工業が栄えれば化学が、コンピューター時代になればSEプログラマーが要請されました。

 

どこまで行っても人の生きる社会は発展があります。原始時代には戻りません。

ナレッジ社会(知識社会)は、知っているか否かの世界です。まずは知ること。そして学ぶことで時代を切り拓く人になること、同胞を助けられる人になることを未来は求めています。

 

人であること、AIやロボットは効率化の道具でしかありません。

哺乳類そして霊長類であることの証明は「やさしさ」です。

 

遠く古代、日本列島にたどり着いた先祖達の築いた日本。世界平和のための知恵は日本にあるはずです。

外来の思想に感化されてはいけません。日本人の本質が科学的に証明されつつある今、礼節ある国家、そして日本人が研究される陽の当たる時代を予想しています。