気づいている人は既に行動の結果が出ています。
そしてそれは静かに進行している。
ぼ~っとしてはいられません。
先日私立高校の説明会に参加してきました。
「ここまで差がつけられるとは・・・・!」素直に驚きました。
首都圏と地方での教育に対する考え方は全く違う印象を受けます。
首都圏にある有名私立高校は独自の教育方針と教育カリキュラムに従いハイレベル大学への進学実績をセールスポイントにしています。
一方地方ではいまだに高校卒のライセンス取得に終始する。そんな印象です。
しかし、地方の私立高校にも大きな変革です。中高一貫教育での実績が物凄いです。
東大医学部、東北大学医学部、慶応大学理工学部、明治大学農学部、東京理科大等々と理系難関大学へ継続的に進学実績を出しています。
少子化、大学全入時代、更に授業料の税負担など世事を賑わしていますがどこ吹く風。
古豪と言われた文武両道精神を謳う公立進学校では、昔ほどの実績がなくなっています。
どこに違いがあるのか?
まずは、親御さんの意識の違いがあります。
授業料無料の公立高校に通うために学習塾を利用する親御さんに対し、将来の優位性確保のために進学の夢を描く親御さん。
次に、中高一貫校の授業カリキュラムの違い。
高校受験がない代わりに、中3生で高1生の授業を履修し高3生では完全に大学受験対策をしています。公立高では受験対策は後手に回ります。
人生の基礎的条件は中高の6年間で決定されます。
日本は階層社会の中、巧みに治安維持がなされた秩序ある国家です。しかし、20歳を過ぎて人生の逆転劇は宝くじにでも当たらなければほぼありえない現実があります。
周回遅れの環境で気を吐いても結果は皆同じなのをまじかに見ています。
労働色の強いエリアに住む親御さんこそ社会の構造を知り、子供に同じ苦しさを味わせない工夫が必要です。
最近は、厳しく育てることを忌避する子育てが主流です。おぼっちゃま、お嬢様のように優しく育てられ、年齢に達すれば現実の厳しい労働環境に放り込まれる。
その結果、誰もが逃避し、安易な稼ぎに走る。
然らば意味なく進学する選択が最良かと言えばそれも違うと思います。
大学の授業料無償化は夢のような話ですが、猛烈な序列化が始まることを予想します。
無暗ににラットレースに飛び込むのではなく、自分の適性に合った職業に就き、安定した人生を歩むことを目標に勉強する。そのための能力や資格が得られる学校に進学するならば、夢のある生活が描けると思います。
中高一貫校に入れば人生は優位かもしれません。しかし、自分は何を目標にするのか明確に描くことから始めれば、現代はなんでも揃っているものだと感心する余裕をもって、積極的に捉えられるのではないでしょうか。