苦手な方はそっとページを閉じてくださいね。
(写真は陸棲の巻き貝だけです )
(↑自制(T▽T)w)
夜のカナヘビ水槽。
我が家のナイトサファリ。
さてさてさて、ちび龍たちが1歳ということは、カナヘビ水槽も立ち上げて1年ということになります。
水槽を作るとき、僕にはもうひとつ、
《土を育てる》
という楽しみがあります。
それはすなわち、水槽内に他の生物たちが自然に育ち、定着し、ある程度の自然循環を彼らが任ってくれる状態をじっくりと作っていくということです。
一般的には、目的の生体(この場合ならカナヘビ)以外の生物が水槽内に沸かないよう、床材を交換するなどのメンテナンスを常にするものらしいのですが、あえてその真逆を行く(笑)。
やり方は簡単。床材にする土を自然からもらってくる、だけ。
他の生物が混ざらないように殺菌処理された園芸用の土ではなく、あまり人の手の入っていない場所からいただいてきた自然土を床材に使うんです。
この時点ではわざわざ目に見える生き物は入れません。
できるだけ『ただの土』でいい。
それでもその結果、今の水槽内には確認できる種類だけでも
・トビムシ
・ホソオカチョウジガイ
・フトミミズ
・ゴミムシダマシ(系の何か)
が自然発生しました。
最初の土の中に卵や小さな幼虫が混ざっていたのだと思います。
その他に、こちらは僕が意図して投入した
・ワラジムシ2種(オカワラジムシ、ホソワラジムシ)
・ヨーロッパイエコオロギ
の3種。
ワラジムシは水槽内の掃除屋さん、兼、カビ予防に、土物をやるときには必ず入ってもらってきました。
コオロギは、爬虫類のエサとして売られているものを10匹だけ譲ってもらい、カナヘビたちが寝静まったところを見計らって水槽に。
2ヶ月くらい前だったかなあ。
カナヘビは昼行性、コオロギは夜行性ですから、うまくすれば生き延びる能力のある個体は、カナヘビと同じスペースの中でも共存できるのではと。
これも結果、10匹中少なくとも7匹は成虫になり、おそらく寿命で亡くなったご遺体を見つけることができ、しかも1匹はまだ生存しています。
残り3匹はカナヘビに食べられたかもしれないけど、僕が気付く前に死体を他の生物が片付けた可能性もあり。
それでね、4~5日くらい前からかな。
水槽内に、数ミリの大きさの赤ちゃんコオロギたちが…!
繁殖成功。かわええー…(゜▽゜)
基本的には僕は植えてある苔に霧吹きをするだけで、カナヘビ以外の生き物の世話はしていません。
更に水槽内の循環が安定してきてからは、カナヘビの脱皮殻も、糞尿も、僕が掃除しなくてもよくなりました。
つまりカナヘビの世話も、給餌と飲み水以外、何もしなくてよくなった(笑)。
小さな生き物たちが苔を食み、
他の生物の死体やカナヘビたちの代謝物を食料として分解し、
数が増えすぎれば不思議と大量死が起きてその数を調整し、
僕の手を離れたところで、この小さな地球をみんなでくるくると回してくれているのです。
カナヘビたちが動き回る昼間は、彼らは驚くほど静かにその身を潜めて過ごしています。
それが夜になるとどこからともなくわらわらと姿を現し、それぞれの活動を始める。
何がどれくらい棲んでいるのか?
今日は何と出会えるのか?
赤ちゃんが生まれているかもしれない。
新しい生き物がいるかもしれない。
自分ちの水槽ひとつでこういう種類のワクワクを味わえるなんて、こんなに愉しいことがあるだろうか。
ペンライトの光の輪に浮かび上がる、静寂の、しかし生き生きと躍動する生命たちの営み。
水槽の前に座り、夜な夜なそれに見入る中年男と、感化された妻。
「ナイトサファリ行く?」
これが夜のカナヘビ水槽観察の合言葉になりました。
w
苔を食べるホソオカチョウジガイ。
本当は体が鮮やかな黄色でもっと綺麗なんだけど、夜はうまく写らないね。
今はこれも登り調子なのか、1ミリくらいの更にちっこい赤ちゃん巻き貝があちこちに発生しています。
かわええ(゜▽゜)(//▽//)
《BGM》
EBI/プログレな恋人たち
7/23
振:1,000
四:500
巻:500
棒:ーー
拳:300
7/24
振:1,000
四:500
巻:500
棒:300
拳:300
7/25
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巻:500
棒:ーー
拳:300
7/26
振:1,000
四:500
巻:500
棒:300
拳:300
7/27
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四:500
巻:500
棒:300
拳:300
7/28
振:ーー
四:ーー
巻:ーー
棒:ーー
拳:ーー
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振:1,000
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巻:500
棒:ーー
拳:300