斑鳩の里めぐりのつづき^^/

 

龍田神社へ🍁

 

社伝によると、聖徳太子は法隆寺建立の地を探しているときに龍田大明神と出会い「斑鳩の里こそが仏法興隆の地。私はその守護神となろう」といわれ、斑鳩の里に法隆寺を建立したのだそう。

 

その鎮守社として龍田大明神を祀る神社が創建されたと伝わります。

 

妻の竜田姫は秋の女神。

 

紅葉を赤く染める女神として染めが得意といわれています。

竜田のたつを裁つと変換して裁縫の神でもあります。

 

龍田神社は法隆寺から竜田川へ向かう途中にあります。

 

そしてここは能楽の金剛流の発祥の地。

 

大和猿楽四座の坂戸座がはじまりで、坂戸孫太郎氏勝を流祖として6世の三郎正明から金剛を名乗っています。

 

国道を西へと下っていくと、竜田川にでます🍁

 

「千早ぶる 神代も聞かず 龍田川 からくれないに 水括るとは」
 
「嵐吹く 三室の山の 紅葉葉は 龍田の川の 錦なりけり」
 
唐紅に絞り染めができるほども、錦のような鮮やかさも、まだまだ…。(11月中旬のことです)

 

古くから紅葉の名所と謳われますが、今はそうでもない!?

 

「竜田川の紅葉はどこでみられますか?っ」と、呼び止められて聞かれました(汗 

 

あと、駐車場の場所…。

 

着物で自転車に乗ってるから、地元の人だと思われたのでしょうね^^;

 

ちなみに、竜田揚げの名前の由来はこの竜田川。

 

唐揚げと竜田揚げの違いは、ザックリいってしまうと、

 

唐揚げは小麦粉であげますが、竜田揚げはお醤油で下味をつけて片栗粉であげます。

 

片栗粉の白い衣を川の白波、鶏肉の赤色を紅葉、川面に流れる紅葉に見立てて、竜田揚げといわれるようになったのだそう。

 

竜田揚げは斑鳩名物になっていて、食べ歩きもできるのだ♡

 

つづきます。