【若草山も三笠山、春日山も御蓋山(みかさやま)】

 

眼下に広がる古都の夕景が美しい。

 

若草山山頂からの景色です。

 

若草山は、一重目、二重目、三重目という3つの小山が連なった形をしています。

 

菅笠を重ねたような三層からなることから、三笠山ともいわれます。

 

最も高い三重目が山頂で、標高は342m

 

着物でも登れちゃう山です。(今回は車で来た)

 

大仏殿の裏手の新若草山料金所から奈良奥山ドライブウェイ(新若草山ドライブウェイ)で若草山山頂付近までいけます。

 

山頂には鹿もいます♪

 

〜 あまの原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも

 

阿倍仲麻呂が詠んだ三笠山は若草山のことではなく、春日山の別名である御蓋山(みかさやま)のことです。

 

笠を伏せた椀のような形から御蓋山といわれます。

 

若草山と春日山の2つの三笠山…。

 

じつにややこしいのだ。

 

とても眠たそう…ZZZ

 

若草山の鹿はのんびりゆったりしています。

 

山頂へ向かうドライブウェイルートと山麓へ向かう道は全く違うので要注意

 

こちらは若草山山麓

 

対面にはお土産物屋さんがならびます。

 

横断歩道はなく、ある意味、鹿の無法地帯。

 

車は牛歩状態で走ります。

 

この日の宿は、春日原生林の中なのです♪