レポの時系列が行ったり来たりしますが…、
ちょっと時間を遡りまして、これは先月の伊豆修善寺です。
地名は修善寺、寺名は修禅寺。
修禅寺の正式名称は、福地山修禅萬安禅寺。
807年(大同2年)に空海によって開基されたと伝わります。当初は真言宗。
その後、鎌倉時代に臨済宗に、室町時代から曹洞宗に改宗されています。
修禅寺があることからこの一帯が修禅寺といわれるようになり、お寺と地域を区別するため、地域には「善」の字があてられ修善寺となったようです。
修禅寺は、鎌倉幕府第2代将軍であった源頼家が幽閉され暗殺されたことで有名です。
大河ドラマ「草燃える」では、郷ひろみが演じていました。
頼朝は石坂浩二、義経は国広富之、北条政子は岩下志麻、北条義時は松平健、後白河法王は尾上松緑、架空の登場人物、茜は松坂慶子、伊東祐之は滝田栄。絶妙なキャスティングで、子供の頃に感動した強烈な刷り込み効果が今も残っています。
初秋の緑
竹林には曼珠沙華
桂川の冷たい水で病身の父親の身体を洗う少年を気の毒に思った空海が、独鈷杵で川中の岩を打ったところ温泉を沸出させたと伝わる独鈷の湯。
その湯で父親の病気が回復したことが温泉療法の元となったといわれています。
独鈷の湯は現在は見学のみで足湯も禁止となっています。
その代わり、川沿いには屋根付の足湯が併設されていました♪
さて…、
つづきます。