開放感があって、荘厳で雅。

 

この雰囲気は唯一無二かもしれない♡

 
富士屋ホテルのメインダイニング ザ•フジヤ
 
ロビーからつながる渡り廊下
 
テンションがあがります♡
 
6mもの高さのある開放感ある折り上げ格天井。
 
格天井には636種類の植物、折り上げ天井には308羽の野鳥、239匹の蝶が描かれています。
 
令和の大改装では、格天井画159枚、折り上げ天井画292枚、天井板絵1枚が川面美術研究所によって修復されました。その際に、この天井画は渡部浩年、本多蕉風、大沼南圃、梅荘の4人の日本画家が分担して描いたことが判明したのだそう。
 
そして欄間には加藤寅之助による動物たちの彫刻がひそんでいます。
 
あれ、何かがいる…!?
 
メインダイニングの柱にひそんでいるのは、富士屋ホテル3代目社長の山口正造。
 
このメインダイニングをつくった人です。
 
お客様に美味しい食事だけではなく、飽きさせず見て楽しむことのできるものをと考えて、食堂装飾にとことん拘ったのだそう。
 
そして、サービスがちゃんと行き届いているかどうか、今も柱から見守っています。
 
山口正造は日光金谷ホテルの創業者の次男であり、富士屋ホテルの創業者の山口仙之助の娘婿。←最近知った
 
なるほど、日光東照宮がモデルとなったのにはそこに素地がありそうです。
 
重厚感ある建築、暖かみのある室礼、行き届いたサービス。
 
他では決して味わえない、貴重な空間です。
 
夜の帳が下りると幻想的な雰囲気になります。